御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

2007年12月の記事

2007年ありがとう!

今年は実に充実した一年でした。


メディアの露出も多かった。
テレビ出演が4回
新聞掲載が4回
雑誌や情報誌の掲載が4回。
コメント上手になりました。


また来年1月には2つテレビ放映されます。
もう一つ来年頭に別のテレビ局との打合せもあるし、
2008年はさらにメディア露出が増えそうです。


アートマンとしても初の個展を開催。
583人という予想をはるかに上回る来場者に来ていただいた。
ここに来てくれた人の度肝を抜くような展示内容に仕上げれた事は僕にとっても大きな自信になりました。


今まで「楽しければいいや」的なスタンスで活動してきました。
でもそれだけではダメだと気づかされた1年でもあります。


情熱って言葉はくさいかもしれない。
でも僕の体の中で燃え上がる何かがあるんです。
来年は爆発させたいですね。


2008年の目標として
3月からのニューヨークでの展示会を成功させる。
構想中の「あの世の歩き方」小説版を完成させる。
アートマンを世界的な知名度のあるグループに育てる。


そんな感じかな?


人間って想像できる事は実現できる事しか思いつかないそうだ。
夢として終わらせずに、せめて足がかりだけでも作っておこうと思います。


それでは皆さん、今年一年本当にお世話になりました。
来年もぜひ宜しくお願いします。
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小説家版 アートマン 開設(ただしミクシィですけど)

小説家
実は僕の夢は小説家なんです。
毎年、1作品を目標に数年前から時間を作って書いています。


大学で海外留学を選んだのも「落合信彦」の生き方にあこがれたからです。
ジャーナリストになるには根性が足りないことがわかり、直ぐに断念。


仏壇屋の仕事についた理由は時間が作れるからだったのです。
この業界に入って逆に時間が作れなくなってきましたがね。


本当は職人仕事の傍らで小説だったりエッセーみたいなものを書いて過ごす事が一番の理想です。
まぁ、小説を書き始めたきっかけも自分の作った創作仏壇にストーリーを作ったからですからね。
僕の作品の殆どが小説になっています。


それで、なんか書き溜めた小説を身内や知り合いに見せると結構好評でしてね。
公募に送っては落選ばかり、そして完全に封印していては勿体ないような気がしていました。


そこで小説家版アートマンというコミュを立ち上げてみました。
そこで未発表の小説などを少しずつアップしていこうと思います。


小説は基本的に中~長編ですので、何回かにわけて掲載していきます。


第1弾は恋愛小説。
実は僕がロマンティストだという事がばれてしまう作品です。

第2弾はミステリーホラー。
輪廻転生と因果応報をテーマにした小説です。


小説家版 アートマンのコミュ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2905999

カンタカ東京へ

カンタカ

2月13・14日にカンタカ『人が入れる仏壇』が東京に行きます。
「こんな仏壇あったらいいなコンテスト」に出展する事になりました。
カンタカは写真参照。

大会主催者の一人でもある徳島の有名仏壇メーカーの社長さんから直接電話があり、出展依頼をされました。
気の弱い僕&高額賞金が出るというコメントに簡単に折れて出展を直ぐ決定してしまいました。

それにしても自分が業界で有名になっているとは、少し驚きです。

来場者の投票があるらしいので、関東在住の方々はぜひサクラで来てくださいね。

詳しい事は後日って事で。

会場は東京国際フォーラムです。
養老孟司さんの講演もあるそうです。

ぜひ、カンタカの中に入って瞑想してみてください。

茶道とキリスト教

五重塔

本日はクリスマスイブ。
クリスマスにちなんだ和風の日記にします。


日本人なのに日本の事って深くは知らないもんですね。
茶道は禅という仏教の一派から発達したものとばかり思っていた。
いやはやルーツを探ると真逆な事と出会うもんだ。


茶道の影響をうけているのは実はキリスト教。
現在のキリスト教とはちがいますけどね。
ワインの代わりがお茶、パンのかわりが菓子だそうだ。


茶人で最も有名なのは千利休ですよ。
僕は昔から不思議に思っていた事がある。
何故、彼は豊臣秀吉に切腹を命じられたのか?


彼が隠れキリシタンだったという説があります。
変な名字の千は聖(セイント)、利休はリカ。
ホーリーネームからとられた名前という可能性があるそうです。


そして隠れキリシタンの会合の場所が茶室。
キリスト教の礼拝儀式をお茶という隠蓑にしてとりおこなっていた。


実は裏千家の本家の方が茶道にはキリスト教との関連を認めているんです。
それには驚いた。


キリスト教ってのはザビエルのイメージが強すぎて伝来がかなり遅いってイメージがありました。
実は聖徳太子の時代にはキリスト教は日本に入っていた可能性が高いそうです。


僕の仕事にしている仏壇だってルーツをさぐると神道の行為。
それが上手に仏教にすり変っていただけです。


実に仏教の懐が深いと思います。


ただし、禅などの出される作法のないお茶はもちろん仏教から来ていますからね。
僕は禅寺でだされる縁側で飲むお茶の方が好きです。


なにわともあれ、メリークリスマス。
当店では五重塔ツリーが綺麗に輝いています。

ミクシィ

ミクシィ内にアートマンのコミュがあります。
そこで新商品の試作品情報をアップしています。

ニューヨークへ向けてポップさのある商品だったり、
お洒落な名刺入れなど、まだ商品化されたいない物を見ることができます。
またコミュニティ参加者の意見を取り入れた商品開発も行っていく予定です。

ミクシィに登録の方はぜひコミュにも参加してください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=841798

道祖神(どうそじん)さん

道祖神

気になる神様シリーズ第2弾。

田舎に行くと町外れにある石碑。
それは境を守る神様です。


僕は何となくこの神様が好きです。


今は車で何処でも行ける。
情報だってテレビやネットで簡単に手に入れる事ができる。


ほんの数十年前の日本ではそんな当たり前の事が出来なかった。
町外れには何が住んでいるか分からない、怖い世界だったのだ。


最近、物騒な事件がよく起きるといろんな人が嘆いている。
でも僕は昔に比べれば安全なんだと思う。


神隠しってので子供が消えたりした。
その多くは人さらいだっただろう。
辻斬りだってあっただろうしね。


町の外部は危険な場所だったのだ。
鬼、悪魔、疫病なども外部からもたらされる。


神の力でそんな悪いものを進入するのを防ごうとしてくれているのが、
道祖神さん。
中でも多いのが男女がよりそっている姿が彫られた物。
写真に写っているのがそうです。
これは随分前に訪れた信州の馬籠宿にあった道祖神さん。
はずれにあったが、ちゃんと賽銭を入れる缶がおいてあった。
地元の人は感謝しているんだなぁって思いました。


田舎に旅をする時はぜひ道祖神を見つけて、旅の安全を祈願してみてはどうですか?

トイレの神様

「トイレにつばをはかない」
なるべく僕が守っている事です。


僕はトイレの神様の話が好きです。
最近、自分の中でトイレの神様を主人公にして話ができないかなって考えています。


たぶん、トイレってのが家の中で一番汚い場所。
そこに神が宿るって考えが好きですね。
またそこに住むトイレの神様が綺麗好きってもユーモアがあっていいです。
排泄物の美学をもっているなんて哲学っぽい。


またトイレの神様はお産の神様の一人だそうです。
出産の時にはかまどの神様と箒の神様、そしてトイレの神様の3人の力を借りて子供が生まれる。
特にトイレの神様は「美」を司るそうで、トイレを綺麗にしておくと美人が生まれるそうです。


また箒もお産の神様ですから、箒で人を叩いたり、箒をまたいだりしてはいけないそうですよ。
現代なら掃除機も神様がいるかもね。


またトイレを綺麗にしておくと老後、寝たきりにならないとも言われています。


トイレってのを考えると、生命の誕生や死に行き着いたりします。



排泄物と唾ってのは全く違う。


口から入れるものは生命にとって必要な物。
排泄するものは不必要な物。


不必要な物がたまるトイレ=死がよどむ場所。
そこに唾を通して口という生命の源が触れ合う事は忌み嫌うべき行為なんでしょうね。


仏教にもトイレの仏はいますよ。
トスシマ明王さんです。


日本がいかにトイレってのを大切にしてきた民族かわかりますよね。
だから、繁盛している店はトイレが綺麗なんですよね。


詳しくは「日本人の禁忌(タブー)」という本でどうぞ。

第六天魔王信長

仏の敵=魔。
僕が「あの世の歩き方」という本を出版した時に一番の興味をもった所です。
仏教ってのはとても数学的に出来ている。
バランス良いというのが究極の心理。
善があれば悪がある。
男がいれば、女がいる。
2つで1つとうい感覚かな。
仏がいればその反対もいる。
それが魔。


魔っていう物の資料が殆どない。
そんな中でその頃に見つけた本が織田信長の本。
タイトルは忘れたけど、第六天魔王と信長の関係を書かれていた。


仏敵とされている第六天魔王は実際は一番仏近い天である。


ちなみに仏と天は違います。
天とは毘沙門天とか弁天とか名前の後ろに天がつく事がおおいです。
もともとインドの土着の神々で仏教で作られた仏よりも地位が低いです。
仏とは釈迦が色んな形に変化した姿。
その中でも3種類あります。
如来は悟りに至った姿。
菩薩は修行中の姿。
明王は怒りの姿。
大まかに言うと同じ人物の表情違いだと思ってくれても大丈夫です。


そんな中で第六天魔王は天の中で最高神なのです。


なぜ悪魔となったか?
それは第六天魔王が欲望を満たしてくれる神だからです。
仏教の真髄は無我、欲を捨て去る事。
何でも手に入れる事ができる第六天魔王が仏敵になった理由はわかりますよね。


悪魔のイメージが強まり、第六天魔王は大自在天だったり伊舎那天など死を司る天のイメージに変化していきました。
僕の読んだ本でも第六天魔王の本来の姿は上に書いた二つの天だと書かれていました。
しかし、仏教画に出てくる第6天の姿は仏そのもの。


信長が信仰したという第六天魔王はたぶん悪魔信仰ではなかったと思います。
何でも願いを叶えてくれる神様だったと思います。
天下布武をかかげた信長にはぴったりの神様じゃないかな。


時代によっていろんな物の見方が全く違ってくる。
前回の日記の信長と今回の信長を読んでみると人物像がすっかりと変るんじゃないかな?


僕は信長は時代を作り上げたアーティストだと思っています。
安土城なんか凄いもんね。
天才だったと思います。
たぶん、ネジがとんじゃったね。


と書きましたが特に信長を尊敬しているわけじゃありません。
信長は尾張人ですからね。
僕の身体には三河人の血が流れております。

信長の宗教破壊、そして家康へ

久しぶりに読み直した本「蓮如と信長」
難しいけど面白かった。


信長といえば宗教との戦い。
宗教改革者である。
比叡山の僧侶、本願寺の門徒をどれだけの人数殺害したかわからない。
仏教徒から見れば悪魔のような存在です。


それは現在の僧侶という立場で考えるからなんです。
その頃の僧侶は弁慶的な戦闘部隊型僧侶。
頭を丸めた武士です。
さらに悪い事に現世をあきらめた貧農達に「死」こそ最高の境地と説いてしまった。
まるでイスラムの過激主義です。
自爆テロ的な精神を門徒に植え付けてしまった。


そんな背景を踏まえて信長のやった事を見ないといけない。
自爆テロを行う民衆を相手にする政治家だったのかもしれない。


宗教の力を武力で制圧したのが僧侶惨殺なのだろう。
根絶やしにしなければ、ならない理由がそこにはあったという事だ。


昔から不思議だったのは、例え信長に何の罪もない僧侶を殺害しろと命令されたとしても部下は素直に受け入れるのかな?ってね。
僧侶を殺す事は仏教ではもの凄い罪ですからね。
それに愛知、特に三河は門徒(本願寺系)が多い。
武士だってその宗派に属していたくらいだから。


まぁ、信長がやった宗教改革において現代に続く流れが出来上がった。
そして家康が戸籍管理をかねた役場機能を寺院にまかせた。
檀家制度ができあがり、家に仏壇を置く風習が出来上がった。


僕が仕事としている仏壇という物を普及させるきっかけを作ったのは、
紛れもなく信長の宗教弾圧。
そして家康による本願寺解体。


意外な所で戦国と伝統は繋がるんだなぁって思った本です。
内容はまじで難しかったです。

来年に向けての新商品&ニューヨーカーへ

明日あるNHKの公開録画にて発表する新作(試作品)を作ってみました。
今回は手のひらサイズの仏壇。
来年のニューヨークでのグループ展で「butsudan」を広める為の作品でもあります。


基本的に「お守り」感覚。
持ち歩けたり、ポケットに入れたりできる仏壇です。


パッケージにはマッチ箱を使用しています。
パッケージデザインでポップさを出し、中は本格的な仏壇風に仕上げようと思っています。
収録まで時間がないのでとりあえずラッカーで色をつけてあります。


新展開のアートマンという風になりそうです。

マッチ1

マッチ2

三枝一座がやってきたin幸田

最近、メディアの露出が急激に増えてきた。
よい事だと思うが、とても大変です。

特に今回はNHKの公開録画番組への出演。
それもバラエティー。
明後日の12月6日(水)の18:00から幸田町の町民会館で観客1000人の前での出演。
ステージでタレントさんとからむのは初めてです。
大丈夫かな?

この番組は桂三枝さんが幸田町を題材に創作落語をやる番組。
お題の候補として僕がやっている「仏壇アート」が選ばれました。
仏壇が落語になるかもしれません。
なんかそうなると僕のやってきた事が認められたような気がします。

明日が入れる仏壇などの作品の搬入と打合せ。
明後日は昼からリハーサル、夕方本番とハードな事になりそうです。

良い経験ができそうで今からワクワクしております。

熱く仏壇について語ろうと思っています。
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