御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

2010年04月の記事

戦国時代のお膳の試食会に行ってきました

本日、幸田町にある古刹「浄土寺」で戦国時代のお膳の試食会が開催されました。
浄土寺の住職と「戦国祈祷」というのを企画しました。
ご祈祷後の接待として戦国時代に食べられていた料理をお出しするイベント的な祈祷です。
なぜ「戦国」か?


実は幸田町の戦国武将「松平家忠(深溝松平家4代目)」が残した日記が現存しており、そこに浄土寺さんが毎年5月11日に祈祷をしていた記述があります。
また家忠公が残した日記には武将を振舞ったと思われるお膳のイラストと共にメニューも記されております。
家忠日記イラスト
そのメニュー解読を駒沢大学の教授が解読してくれました。
深溝松平家の菩提寺でもある本光寺の副住職のご尽力のお陰です。


ちゃんと歴史に裏打ちされた祈祷を復活させてみようという事で浄土寺の住職と本光寺の副住職と僕が意気投合。
とんとん拍子で「戦国祈祷」の企画が進んでいきました。


そして本日、はれて「戦国お膳」の試食会が行われました。
試食会場はもちろん浄土寺さん。
赤い毛氈の上に輪島塗のお膳が用意されていました。
お膳1
これが今回用意していただいた「戦国お膳」です。
お膳2
この料理の説明は住職の手作りの献立表に詳しく書いていただいてあります。
献立表1
今回は家忠日記の記述から5品が使われました。
カマボコ・汁物・マナカシ(海草)・ナマス・香の物
それ以外に戦国武将が出陣の儀式に食していた3つの食べ物・打ちアワビ、勝栗、昆布。
また家忠日記に献上された記述が残る夕顔やささげなどの食材を使った料理もありました。
住職の料理愛を感じる品々がお膳に並んでいて感動します。
また戦国時代の人達が食していた物を口に出来るチャンスはそうないでしょうしね。


何か超贅沢です。


この献立表をお持ち帰りできるようになっております。
なんと住職の手作りです。
メニュー表紙
食材のウンチクなんかも載っているので勉強にもなっちゃいます。
献立説明


この戦国祈祷は5月11日(戦国武将がご祈祷うけた同じ日)に開催されます。
戦国お膳は90食限定(完全予約制)です。
もう既に予約が30名程あるようですので興味のある方は急いで申し込んでくださいね。
申し込み方法はファックスにて氏名、住所、電話番号を記名の上「特別護摩供祈祷祈願」依頼としてお送りください。
後日案内が届くきます。


詳しい事は下記のチラシをご覧ください。
チラシ表
チラシ2
(画像をクリックすると大きくなります)


この料理以外にもこの浄土寺には鎌倉時代の12神将が本堂に安置されています。
ひっそりとした山寺での緩やかな時間をお楽しみください。
ぜひ多くの方がこの素敵なお寺の雰囲気を楽しんでもらえれば幸いです。


当日は僕の作品も展示してもらうかもしれません。
僕も接待係で会場にいますので声をかけてくださいね。
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人生初のレポーター業

旅番組のレポーターなんて仕事が僕にやってきました。
愛知県の長久手町に行ってアートを探す旅をやってきました。


バスで出会ったお母さん達と話をしたり、芸大の学生さんとふれあったり面白い一日でした。
自分の感性もいろいろと刺激をうけました。
今日の旅で素敵な仏様とも出会えたし。
レア仏像を探す旅を本気でやりたくなりました。


この旅で感じて、一つの作品が出来上がります。
構想は完璧。
結構面白いのが出来上がると思います。


放映は4月30日(金)午前11:30からのNHK[さらさらサラダ」です。
お時間があればぜひご覧ください。

仏壇ナイトの記事がどぉ~んと

中日新聞の三河版にど~んと載っちゃいました。
仏壇ナイトの事が。
仏壇ナイト写真
(画像をクリックすると大きくなります)


現在でも定員がいっぱいなので次回はどうなる事か?
次回の講師は僕と塗師の伊藤君。
注目度とハードルを上げてしまったような……。
がんばれ伊藤君。
大丈夫、僕がフォローしますので。
次回の仏壇ナイトの詳しい事はコチラでご確認ください。
http://homepage2.nifty.com/artman/cybernight.html
特殊な溶剤を使って参加者の名前を板に書き込んで、その上に金箔をはる「名前に箔をつけましょう」というワークショップも開催します。
新聞に載ってしまったので今回は参加者が増えそうです。
ご予約はお早めに。
ネットで常時受け付けています。


明日は人生で初の番組のレポーターの仕事。
長久手をまわるアートな旅をレポートしてきます。
ディレクターはニューヨーク個展のドキュメンタリーに同行してくれた人なのでワイワイと珍道中が展開されそうです。
この番組は4月30日にNHK(東海)の「さらさらサラダ」にて午前11時30分頃から生放送されます。
僕もスタジオ入りします。
観覧もできるそうなので良かったらNHKへどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/nagoya/salad/access.html


4月26日(月)の夕方はCBCのイッポウで三河仏壇の活動を特集されます。
仏壇ナイトの様子もチラッとうつるので良かったらご覧になってください。
http://hicbc.com/tv/ippou/main.htm


岡崎のケーブルテレビ「ミクス」でアートマンの特集も行われます。
今月末簡単な収録があります。
それ以外にもいろいろと水面下で動きがあったりしますが、また決まり次第書き込みます。



それよりも何よりも来月は「デザインフェスタ」があります。
久しく会えてなかった東京のクリエーターさん達に刺激をもらえるのが楽しみです。
勉強してきます!

今晩は仏壇ナイトの日

今晩7時30分から月一企画「仏壇ナイト」が開催されます。
今回の仏壇彫刻がテーマです。


仏壇彫刻のトークを30分。
実演30分。
体験30分。
体験では木彫りの心をサンドペーパーで磨く「心磨き」体験を実施します。
残念ながら今回は20名の定員が埋まってしまいました。
来月は別の企画で開催しますのでどうぞお楽しみに!


本日の仏壇ナイトもユーストリームを使って生中継いたします。
体験は出来ませんがそちらもご覧になってください。
http://www.ustream.tv/channel/butsudan

5月16日にデザインフェスタに出展します

本当に久しぶりにデザフェスへ参加します。
http://www.designfesta.com/index.html
今回は申し込むのが遅くなってしまって1階のアトリウムエリアでの出展となりました。


ブース番号はD-50とD-51の2ブースです。
デゴイチと覚えてください。
ステージの直ぐ脇に武檀4体と平成宮殿厨子がど~んと配置されます。
出展は5月16日(日)のみです。



僕の活動の原点のイベント。
久しぶりなのでワクワクしています。
大きな木彫りの心を作って、皆で心を磨くワークショップも考案中。
それ以外にも多々面白い企画を考えています。
関東地区の方々はどうぞお楽しみに!

あの世授業を更新

岡崎のタウン誌「リバ」で連載中のロックなあの世授業「ロッキン六道」のバックナンバーを紹介しているブログがあります。
http://ameblo.jp/tsuzu-qee/
連載を開始してもう1年が過ぎました。
継続は力なりです。


仏壇はあの世とこの世を結ぶツールであるという僕の理念のもと、「あの世」をどんどん調べているうちに詳しくなってしまいました。
細かなところに視点をおいて考えると結構ユニークなあの世観が日本にはあります。
昔の人はあの世が近い存在だったんだろうなぁって感じる事も多々。


あの世をもっと身近にする事で仏壇もきっともっと身近になるんだろうなぁって思っています。

来週は仏壇ナイト第3夜がありますよ

1ヶ月とはあっと言う間に過ぎていく物ですね。
来週は既に3回目となる「仏壇ナイト」が開催されます。


とうとうと言うのか、やっとと言うのか3回目にして仏壇職種がテーマです。
今回は仏壇彫刻にスポットをあてた夜となります。


講師はアートマンの彫刻担当そして伝統工芸士でもある石川博紀さん。
進行とサポートは僕が担当いたします。


大まかな流れとしては3段階。
1.仏壇彫刻と使っている道具や材料の説明
2.彫刻師による簡単な実演
3.参加者全員で心を磨くワークショップ
お酒を飲みながらワイワイとやりましょう。
仏壇彫刻がもっと皆さんと馴染みになれたら幸いです。


今回ご用意しているお酒は「サングリア」です。
果実をワインに漬け込んだ甘いお酒です。
当然ノンアルコールも用意しております。


沢山のご参加楽しみにしています。
現在まだ予定人数まで達していませんのでお気軽にご参加してみてください。
今回もJR幸田駅まで送迎を実施します。
詳しい事はサイバー仏壇店内にある「仏壇ナイト」をご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/artman/cybernight.html
おお、今回地元テレビ局のニュースで仏壇ナイトを一部放送される事となりました。
ユーストリームでの生中継同様にそちらもお楽しみください。

康生ネクスト会議

本日午後5時から開催される「康生ネクスト会議」にパネリストとして参加いたします。
岡崎市の中心地にあった松坂屋が撤退し、その建物をどう生かすかを話し合う会議です。


会議自体は3部構成。
第1部「ポスト松坂屋を考える」
第2部「文化とは何か?」
第3部「康生のNEXTを考える」
3時間を越える長丁場のイベントです。


岡崎公園に夜桜を見に行く人はぜひ立ち寄ってください。


会場は岡崎市図書館交流館「リブラ」の芝生公園特設ステージ。
午後5時スタートです。
僕らしいユニークな提案をさせていただこうと思っています。

未来を夢見るだけじゃダメなんだなぁって思う

来年度のジャパンブランドの計画書が出来上がり中部経済産業局へ届けました。
三河仏壇の組合を動かすという無謀な1年が無事に終了。
毎年ですが1年1年別の挑戦を続けています。
何度も何度も壁にぶち当たって、その度逃げ出さずに向き合ってきました。
そのお陰で沢山の能力を身につける事ができました。


書類作成能力・企画書作成能力・プレゼンテーション能力がそれです。
夢を他者に伝える事が出来るかどうかが実現させる第一歩だとわかってきました。
夢は語るのではなく、伝えるのです。
伝わることで夢は手の届くものになるえるはずです。


僕が活動を始めた頃は、有名になりたかった。
有名になりさえすれば商品や作品が売れるという安易な考え(でもあながち間違ってはいないと思いますが)
一時期メディアに注目されて、よくテレビや新聞に取り上げてもらいました。
そんな事を繰り返すうちに、メディアに出る事が目的のような活動となってしまっていました。
本来、三河仏壇が売れるように始めた事だったのに、変わった活動ばかりが取り上げられていました。
その頃の青臭い僕はそれで良かった。
だってテレビに出ると周りが凄いねって褒めてくれたから。
しかし現実は変わらないんだけどね。


きっと僕の考えが変わったのはニューヨーク個展を行ってからです。
ニューヨークで何一つ物が売れなかった。
1円の売上も作れなかった。
思い上がっていた僕に目を覚まさせてくれたのがニューヨークです。


しかし、物が売れないのなら何かを吸収して帰ろうと思いました。
色々なところを見て回りました。
分かったんです。
僕らの作る物は世界中の何より素晴らしい出来栄えの物でした。
それを僕の能力が殺していました。


作品を作り上げるのは作品だけではない。
背景や配置、展示方法に灯り、そしてイメージ。
それが全て総合されて作品を作り上げています。
作品が持つ力だけで異文化の中で勝負できると思った自分に気がつきました。
僕自身のおごりでした。
伝えるという事の大切さをやっとその時に気がつきました。
大きな失敗でしたが、大きな学びでもありました。
ニューヨーク以来、僕は自分から逃げ出さなくなりました。


しかし多くの寄り道を僕はします。
僕にとっては必要ですから。
大きな壁を越えるには助走が大切。
力を出す時に力をためるところを作っています。
それが「仏壇ナイト」だったりします。
いつまでも柔らか頭、画一化された人間への拒否って所です。
貴族的で乞食的な人間で僕はいつまでもいたいと思っています。
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