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御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

2010年12月の記事

笠地蔵のお話で正月を迎えましょう

いよいよ大晦日ですね。
今年も明日で終わり。
一年のみそぎは明日しかありません。


笠地蔵の話は知っていますよね。
あの話は大晦日に正月の用意をそろえる為に笠を編んで町まで売りに行った後に起きた話です。
今年の年末を思い起こすような雪降りの帰り道、売れ残った笠をお地蔵さんに差し上げたんです。
その恩返しをお地蔵さんがしてくれた昔話です。


貧乏だけども神仏の信仰を怠らない事の素晴らしさを伝えていますね。
持って帰ってもあまり約に立たない笠だけど、路傍の石仏に与えるという考えって案外ないですよね。
この心の余裕が清々しいお正月の朝を迎えるのでしょうね。


ちなみにこの時のお地蔵さんは6体いました。
笠は5つしかなく、最後の1体はおじいさんの手ぬぐいを差し上げています。
6体の地蔵は意味があるんです。
人が生まれ変わる世界が6種類あります。
その世界に一人づつお地蔵さんがいるのです。
なので地蔵さんは6体ないといけないのです。
昔話の中にはさりげない仏教の教えが入っているもんです。


今年も残り1日。
ぜひ最後の1日を使って善行をしましょう。
小さな事で良いです。
渋滞中に車を入れてあげるとか、ゴミを拾うとかね。
それが気持ち良い正月を生むはずです。


1年のスタートを迎えるために明日を大切にしましょうね。
僕も忘れないように朝一で何か良い事をしようと思います。
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行くオブジェ、来るオブジェ

2010年もカウントダウンが近づいてきました!
仕事をしながら店の大掃除をやっています。
というのか大掃除がメインの仕事ですが。


外回り&ガラス掃除を昨日終わらせて、本日は店内、特に事務所掃除。
使い勝手が悪かったので棚を作ったり、台を改造したりしてプリリニューアルしました。
前の殺伐さを知っている人はあまりに綺麗になって驚くかもしれません。


事務所はショーウィンドウと面している場所にあるので同時にコチラもプチ模様替え。
今までは夏の個展で使った骸骨を巨大な人型仏壇に入れて展示していました。
お正月に骸骨のオブジェでは……何かね。
とりあえず撤去して地下のアトリエへ持っていきました。




地下の方が様になるね。
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顔の部分のアップはこんな感じです。
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正月には向いてないね。


正月に骸骨といえば、とんちでお馴染みの一休さんですね。
「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
なんて有名な話がありますよね。
めでたい門松も、それを立てるたびに年を重ねるから、次第に死に近づく標示ともみられるという事を正月に骸骨を杖さして説法して歩いたそうです。
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真理でしょうけど、正月くらいは在家の人々は浮かれたいですよね。
空気読もうよ、一休さん。


KYではない僕はショーウィンドウのオブジェをFRP観音様に変更しました。
FRP製で軽いのでいろいろな場所に移動させてしまってすいません。
普通の展示ではいけないという何故か僕の中にあるプレッシャーの為、ウサギ耳を付けさせてもらいました。
来年の干支ですので。
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ウサギ耳の兜といえば、明智光春(左馬助)だな。
急に戦国に行ってすいません。
好きなので。
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加藤廣さんの「明智左馬助の恋」を読むと良いですよ。
本能寺の変で翻弄された明智一族の事が分かります。
この本を読む前に「信長の棺」を読んでからの方がよいですけども。
明智左馬助の恋

明智左馬助の恋

価格:1,995円(税込、送料別)




いろいろと話が脱線しましたが、もう直ぐお正月という事で!
お仏壇&お墓のお掃除もしましょうね。
というのか年に一度は仏壇屋へ!行きましょう。
地味だけど面白い場所ですので。

年賀状を出しました

地元の郵便局に来春のギフトショーの提出書類を送るために行ってきました。
朝から凄い人。
メールの時代になっても年賀状は貰うとうれしいですからね。
僕も提出書類と一緒に年賀状を出してきました。


僕の場合は4パターンの年賀状を作っています。
●都築仏壇店用の真面目な仕事バージョン年賀状。
●プライベートで使う年賀状アーティストバージョン。
●プライベートで使う年賀状真面目バージョン。
●ネットのみに使用するアートマン専用年賀状。
毎年の事ですが、用途によってデザインを変えております。
なのでデザインは11月の頃からどうしようか考えはじめていたりします。


いろいろな活動をするようになって出す年賀状の数と交友関係の幅が広がってきました。
出す人に合わせて失礼ないようにと思っています。


宛名を筆ペンで書きながら年賀状だけの交流になっている人の顔を思い浮かべるのも楽しい作業です。
来年こそは会いたいなぁなんて思いながらね。

散歩途中に生えている「ど根性花」

近所の人の玄関先に名前も知らない花(もしくは草)が生えています。
巨大なシソや紫のポインセチアのようなものかな?
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咲いている場所がすごい。
側溝にちょっとだけ溜まった土に生えています。
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話を聞くとプランターで育てていた花の種がそこの場所におちて生えてきたそうです。
それが50㎝を超える大きさに育ってしまったそうです。


土が少ないので根がはれず不安定なのでその家の人が紐でささえてあげています。
中国の黄色いガンダムのような状態です。
クレームがあるとすぐ撤去してしまった物とは比べようがない「ど根性」ぶり。
見習わなければ!


知り合いの庭師さんが本日都築仏壇店の店先に門松をたててくれました。
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正月支度する時期に突入。
あと数えるだけになった2010年を「ど根性」で乗り切ろうと思います。

「愛国消費」を読むと日本の未来像が見える

最近読んだ本の紹介です。
三浦展さんの「愛国消費」は勉強になりました。
【送料無料】愛国消費

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価格:1,260円(税込、送料別)


衝動買いを誘うようなパッケージとネーミング……すばらしい。
その誘惑に負けたのが僕です。


負けて正解でした。


日本の若者いや全世代に急激に広がる「日本好き」をテーマに書かれたマーケティングの本です。


昔の愛国という言葉は政治のプロパガンダ的な意味合いの方が強く、危険なイメージがついています。
外国の脅威から身を守るために「強い日本」へなろうとしていた時代は終焉を迎えています。
尖閣諸島などの領土問題で関係する外国の若者の熱血な愛国精神を我々日本人は冷ややかな目で見てしまいます。
テレビでコメントする大人だけが必死に熱弁をふるっているの現状でしょうね。
若者に愛国精神が無くなったのが原因ではありません。
逆に愛国精神が深くなっています。
なぜ諸外国と違って熱くならないかというと若者が抱く理想的な日本のイメージが「強さや暴力」ではないからです。
日本人は弱いのではありません。
丁寧で親切で礼儀正しい人が多いのです。
「経済的に豊かな強い国」から「礼儀正しい美しい国」へ日本人の理想像がシフトしてきているからです。
日本人が日本の文化を愛する時代になったのです。


現在日本人の中にもパラダイムシフト(価値観の変化)が大きくおきつつあります。
経済もサービスもその変化に振り回されて方向性が見出せずにいます。


我々の多くが探しているのは「日本人らしさ」です。
他の海外製品が日本中に氾濫してしまい、物を購入するだけでは豊かさを手に入れる事ができなくなっています。
自分を含めてですが、普通の消費では満足できないのです。
自分がこだわっている事への消費こそが満足できる消費になってきました。


今まで高級品だった物がコモディティ化(市販品)しています。
車は乗れればよい、テレビは見れればよいという最低限の機能で十分という時代になっています。
最新技術がふんだんの携帯電話をどれだけの人が使いこなせているのでしょうか?
これ以上の進化は人々にとって負担にしかならなくなってきている可能性があります。


日本の文化を愛する日本人が増えるという事は僕のやっている事へ大きな後押しとなります。
日本文化こそが日本人の誇りとなる時代の到来です。
日本文化や伝統技術をどうにかビジネスと結びつける事さえできれば、より多くの日本人が日本を愛する事になるでしょう。
僕が目指すのはそこです。


今後の日本の進むべき道のヒントが盛りだくさんの一冊です。
書店でぜひ購入してみてください。
伝統関係の人にはぜひ!
勇気をもらえる一冊です。

パラダイスビート!!で合格だるまを紹介していただきました

本日FM愛知のパラダイスビートで「合格だるま」を紹介していただきました。
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http://fma.co.jp/pc/program/paradise/
川本えこさんありがとうございました。


川本さんとはサムロックの安藤竜二さんとのご縁で何度かお会いさせていただきました。
声のイメージと同じで上品な女性です。
幸田町商工会青年部で行った「筆柿グルメ」の時にも出演させていただき本当にありがとうございました。
友達と電話で話をするような会話になってしまい、若干反省。
緊張感がなかったので下準備をせずに本番になってしまいました。


番組終了後に直ぐに合格だるまの注文の電話がありました。
本当にありがとうございました。


合格だるまは三河仏壇の彫刻の伝統工芸師&アートマンの彫刻担当・石川博紀が一つ一つ手作りで作っています。
アートマンジャパンのネットショップ「悪匠(わるだくみ)」からも購入可能です。
http://homepage2.nifty.com/artman/w-daruma.html
注文受けてから製作しますので1週間ほどお時間をいただきます。
ご了承ください。

3日間で仏壇作れの指令

父親が何を考えたのかバラバラの状態の仏壇を3日後に納品するとお客さんと約束してきた。
その仏壇を本日納品してきました。


その間に「仏壇ナイト」があり、仏壇納品が2本ある状態。
これらをこなしながらの仏壇組立……中々ハードでした。


人間やれば出来るんだなぁと自分に感心してしまいました。
おかげで年末までの日程にゆとりができました。
ありがたいのかも……。


とは言っても年末までにやらなきゃいけない事が多々あります。
一つ一つクリアーしていかなきゃ。


頭の中でぼんやりと見えはじめている今後のビジョンをまとめなきゃいけない。
これが出来れば大きく前進しそうなんだけどね。


今まで闇雲に動いてきていましたが、実は動く前にはしっかりとしたビジョンを持ってはいました。
ただ多くの場合が自分のビジョンのように進まないだけです(笑)
自分自身の過大評価と願望的なビジョンが敗因でした。


今までの活動を通じて一番勉強になったのは「手段と目的を明確にする」というアドバイスです。
両方がゴチャゴチャになっていた時期もありました。
手段が目的になっちゃっている場合も多々。


メディアに出たい為に活動しているの?
そんな目的ではありません。
メディアに露出する事で三河仏壇を知ってもらい、地域を活性化するのが目的です。
そこがブレてしまってはダメです。


親父のおかげで時間ができたので冷静に判断してみようと思います。
それにしても超疲れたなぁ。

一年間の活動を振り返る

今年最後の仏壇ナイトが終りました。
10人未満の小さな集まりでしたが、とても面白かったです。
当初から大きなイベントにするつもりがないので、告知もほとんどなしで行っています。
仏壇から発生するコアなネタを集めて話をするという僕の自己満足的な企画ですので、一般受けするとはとうてい思えませんので……。


日本という島国で発生した仏壇という文化はまさに「ガラパゴス化」の象徴です。
インドで生まれた仏教が日本の独自の宗教観と結びついて大きな進化をとげ、作られたのが仏壇という不思議なアイテムです。
仏壇の中には先祖崇拝と仏像信仰が不思議と融合しているのです。
それを分離しようなんて考えるのは学者だけです。
「ありがたい」をキーワードに何でも吸収していく日本文化の懐の深さを仏壇は表現しています。
まぁ、それが若干分かりにくさも生み出している原因でもありますが。


そんな不可思議な仏壇を日本人はほっておいてはいけません。
いろいろな切り口でご縁を作ってあげるのが仏壇屋の使命です。


アートマン・ジャパンの活動で若者に仏壇製作の素晴らしさを「アート」という切り口で伝え続けました。
http://artman.tv/
アートマンロゴ
お盆の時期にドイツ個展以来となる大掛かりな展示会を岡崎のギャラリー「セカンドボックス」さんで行いました。
たまらなくアート活動をやりたくなる時期があるんですよね。
廃棄する仏像を使って新作も作ったなぁ。
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それから数年ぶりにデザインフェスタにも出展しました。
アートマン立ち上げの頃を思い出しました。
会場にヘルプに来てくれた皆さん本当にありがとうございました。
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地元のお寺で「戦国武将」を切り口にご祈祷会+戦国ご膳の企画のお手伝いもしました。
歴史をひもといていき、ストーリーを生み出していく事の大切さをひしひしと感じました。
お膳2


商工会では去年僕が部長だった時代に企画をたちあげた「筆柿グルメ」を部員の子たちが一生懸命実施してくれました。
地元の新たな名物が生まれる予感です。
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2つもグルメ企画を地元幸田町で立ち上げていたんだなぁ。
忙しかったわけだ。


今年のメインはやはり「ジャパンブランド」
試作品開発を実施する本年度は毎月最低1度は会議を行いました。
メンバーの頭の中身を引き出すためにいろいろとアイデアをひねりました。
肉体的にも頭脳的にもかなりの労働をしたような気がします。
でも一番面白かったかもしれません。
この企画は来春のギフトショーにて全貌があきらかになります。
乞うご期待!
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仏壇ナイトも東京で1回・名古屋で1回実施させてもらいました。
多くを学んだ1年でもあります。
去年や一昨年のように海外で個展をやったり世界一周の視察旅行なんて派手な事はありませんでした。
今までじっくり時間をかけて学んできた事を地元に根をおろして発信しはじめた1年だったような気がします。
来年もこんな楽しい一年になると良いなぁ。


こんな事をやりながら月平均2本は仏壇の組立仕事や分解等の職人仕事をやっています。
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本日も明日配達の仏壇の組立に追われております。
物作りまで人に任せるようになっては自分の活動の柱の部分が抜けてしまいますからね。
こちらは手を抜かずに集中力を高めて行います。
絵描きが絵を描かなくなっちゃったら可笑しいですからね。


年末は仏壇業界にとっても忙しい時期です!
年始まではほぼ無休でがんばって働きます。

本日仏壇ナイトの日!

ブツダンナイト10夜


資料作りが深夜におよびましたが、無事に準備完了。
なんとダイジェストにまとめたのですが30ページにもなってしまいました。


「飛天や天使」をテーマに資料を作ったのですが、ルーツを追い求めて世界各地にまでおよびました。
海外旅行に行く時に役立つかもしれません。
普通の人が見ないような所に目が行ってしまうかも。


西洋・東洋で最も使われる宗教装飾が「天使・飛天」です。
仏壇が入口となってその世界にいざないます。


本日もユーストリーム配信いたしますが、残念ながら資料まで配信できませんのでご了承ください。
詳しい事はサイバー仏壇店内の仏壇ナイトでご確認ください。
http://homepage2.nifty.com/artman/cybernight.html


本日は世界散歩をしているイシコさんも散歩ついでに仏壇ナイトに参加してくれます。
http://www.sekaisanpo.jp/
ちょっとお話を聞いてみたい事が僕も沢山ありますので、楽しみです。


皆さんも仏教の散歩にどうぞお付き合いください。


仏壇ナイトは本日19:30分から都築仏壇店にてスタートいたします!

しあわせな仕事の見つけ方、つくり方

昨日のブログ「楽しい事と楽な事の違い」の続きです。



「あとつぎ会議」にてご一緒した「もののふ」の田中さんが幸せな仕事を見つけた一人として紹介されている本を読ませていただきました。
脱サラして「戦国好き」というのが理由でブランドを立ち上げた時期の事が面白く紹介されています。





この本で紹介されている方々の多くは不思議な「ご縁」で幸せな仕事にたどり着いているような気がします。
岐路に立たされた時に楽な道を選択しなかった結果、楽しい仕事と出会えたように思えます。


この本の著者は墨田区にある日本最古のTシャツメーカー久米繊維工業の久米信行社長です。
こちらの会社のプレスルームにて個展をさせていたいた時にご一緒させていただきました。
とても紳士的で素敵な社長です。
http://kume.keikai.topblog.jp/(久米社長のブログです)
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こちらの会社の素晴らしさは全ての社員さんが輝いている事です。
僕がふらっと立ち寄っても笑顔で迎えて下さいます。
(心では面倒な奴が来たと思っているかもしれませんが……)
皆さん「好きな事」を仕事になさっているんだなぁって会社に一歩足を踏み込んだだけで分かります。
こんな会社で働ければ楽しい仕事ができるんだろうなぁって思います。
そんな会社の社長が書いた本ですので説得力があります。


この本で紹介されている方々の生き方は絶対に「あとつぎ」や起業を考えている人には役立つと思います。
まずはこの本を読んでみましょう!

楽しい事と楽な事の違い

楽しい事をやり続けたければ必ず一度は苦労する事になります。
逆に楽な事をやり続けたければ必ず退屈な人生におちいります。


これは選択です。
苦労をしたくないならば退屈な人生を送る覚悟が必要です。


将来の自分像に気が付いてしまった人の選択は2つ。
その姿を目標にして今の生活から抜け出すか、気づかなかった事として歩み続けるかです。


誰にも未来がどうなっているかは解りません。
予測が当たりにくい時代です。
大幅な価値観の変化がおきているからです。


有名な経済学者の言葉なんか全く当てになりません。
政治家だって明日の状勢すら読めなくて右往左往しているんです。



データーや確立論に人間が頼りきってしまった結果が将来に不安を招くようになったような気がします。
人間には動物的に未来を予測する能力が備わっているはずです。
その能力を使って何千年も種を残し続けたはずです。



自分を信じれるかを問われています。
自分の生きる方法を自分で選択する時代になったのかもしれません。
自分で選ぶ能力をぜひ身につけましょう!
それが今後の変革の時代を生き抜く事ができます。
その能力を身につけるには、若い間に取り返しのつく「失敗(実験)」をしましょう。


あとつぎ会議で語り足りなかった事です。
経験上、失敗や遠回りをした方が結果的に良い事が多々あります。
僕みたいに前例のない事をやるには「実験」を繰り返すしかありません。


負け惜しみではないですが、勝ち続ける勝負よりは「実験」する事の方が楽しい事が待っています。
実験の結果が良い結果でなくとも確実に経験値だけはアップしますので。
ダイヤの原石は柔らかい布で磨いても決して輝きだしませんので。
切磋琢磨していきましょう!

三河仏壇視察の旅

昨日、大川興業総裁・大川豊さんと経営コンサルタントの高貝さんとグッドラックの高木さんが三河仏壇の視察に来て頂きました。
時間が少なかったので8職種中の3職種(宮殿師・塗師・金物師)の仕事場に案内させていただきました。
別の職種もまた機会があればご案内したいと思います。


実は自分が持っていたデジカメのバッテリーが完全に切れていて手持ちに写真がありません。
(途中で合流した塗師さんからデジカメを奪ったので写真は撮影してあります)
そんな失態もありましたが、視察された皆さんに三河仏壇の現状と進む方向性などを見せる事ができたと思います。


三河仏壇の優位性は職人の若さだと思っています。
40代や30代の職人がいる事が何よりも素晴らしいと僕は思っています。
技術はまだまだかもしれませんが、フットワークは軽い。
何かきっかけさえあれば大きく飛躍する事は本当に可能だと思います。
その「何か」を見つけるのが僕の仕事です。


今回のように現地まで来ていただいて視察をしていただける方々は少ないです。
前年度まで一緒にやっていたデザイン会社の方は結局一度も仏壇製造の作業風景を見に来る事はありませんでした。
机の上で考えるデザイナーやコンサルタントが世の中には本当に多い。
職人と話したり物を見たりその中でこそ光輝く「何か」が潜んでいると思います。
その「何か」に気づかせてくれるのも案外と他業種の目のような気もします。


雨の中、遠い所から三河の田舎町にお越しいただき本当にありがとうございました。
満足な御接待もできませんでしたが、今後ともどうぞ宜しくお願いします。

仏壇ナイトの資料を集めております

12月17日(金)に開催される今年最後の仏壇ナイト!
ブツダンナイト10夜
http://homepage2.nifty.com/artman/butsudannight11.pdf


今回のテーマはクリスマスも近いという事で【That's A 仏教の天使「飛天」Night】で行きます!
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仏壇の欄間彫刻や内部屋根(宮殿)の装飾に頻繁に使われるモチーフである飛天や天女を掘り下げてトークいたします。
現在考えている構成としましては。
1.西洋の飛天・天使の種類と教会建築における天使の使われ方
2.東洋の天使・飛天の原型と意味
3.アニメや昔話で使われる天使や飛天
お酒を飲みながら脱線脱線トークになっていくと思います。
最後の3番目が危険です。


調べていて思ったのは天使も飛天も若干エロい話がつきものですね。
あと人間に近い所にいます。
形式ばった話よりも極力ユニークな話をしたいと思っています。


今回のお酒は新潟から朝日山の「ゆく年くる年」を取り寄せてあります。
H21年 朝日山酒造 ゆく年くる年 吟醸 1.8L

H21年 朝日山酒造 ゆく年くる年 吟醸 1.8L

価格:2,919円(税込、送料別)


年の瀬に忘年会がてら遊びに来てください。
一緒に飲んで語り合いましょう!


今回もJR幸田駅まで送迎をいたします。
気軽にご連絡ください。
申し込みはいつものようにサイバー仏壇店内にある「仏壇ポスト」よりメールにてお願いします。
http://homepage2.nifty.com/artman/cyberbutsudanten.html

「東京あとつぎ息子会議」でお話させていただきます

親の仕事を継ぐ人やこれから継いでいこうという若手が集まって勉強会を東京で実施しております。
その会議の席にオブザーバーとして参加する事となりました。


どんな会議か気になる方は「東京あとつぎ息子会議」で検索してみてください。


第3回目になる会議のテーマは「商品開発」「売上アップ」についてだそうです。
売上は頭が痛いところですが、奇抜な商品開発については自信があります。
そこをフューチャーしながらのトークさせていただきます。


オブザーバーは僕以外にも2人。
戦国ブランドのパイオニア「もののふ」主宰の田中さん。
田中さんは大人になってから出来た親友の一人です。
http://www.mononofu.net/
和のユニークな雑貨をユニークな視点で紹介する「東京キッチュ」の松村さん。
姉妹サイト「ノームマート」では仏壇も紹介してもらっています。
http://www.tokyokitsch.com/jp/
僕のアートマン話がかすんでしまいそうなメンバーばかりです。


この会議は特別に「あとつぎ」以外の方も参加可能だそうです。
ぜひ興味のある方はご参加してみてはいかがでしょうか?


会場は「暗闇ごはん」でお馴染みの浅草の緑泉寺さんで開催されます。
住所:東京都台東区西浅草1-8-5
12月14日(火)19:30から会議はスタートです。
定員には限りがありますのでお早めにお申し込みください。


どうやって申し込む?
う~ん、ブログの右側にあるメールフォームから僕に連絡とってくれば代行いたします。
もちろんツイッターからメッセージくれても大丈夫ですよ。
http://twitter.com/tsuzuk

ダンケ1周年

ちょうど1年前の本日愛犬ダンケが我が家にやってきました。
あれから1年早いもんだ。
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一年前は片手で持てるくらいだった。
今では4.8キロまで育ちました。


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元気に育ったなによりです。
今ではサイバー仏壇店の店長として毎日ツイッターでつぶやいていますよ。
良かったらダンケのツイログをぜひご覧になってください。
http://twilog.org/bdanke
ぜんぜん仏壇についてはつぶやいていませんが……。
これからもダンケをよろしく!
お店に毎日いるので会いにきてやってください。
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歴史群像スペシャルに武檀が掲載されました

本日発売の歴史群像スペシャル(学研)の9ページに武檀がどーんと掲載されました。


歴史群像武檀記事
写真をクリックすると記事が大きくなります。


書店では絶対手にとってくださいね!


この歴史群像では次の大河ドラマになる「お江(おごう)」が特集されています。
お江には2人の姉がいます。
長女は豊臣秀吉の側室となり、秀頼の母・淀君となった茶々です。
このお江の方の夫は徳川秀忠、皆さんご存知の第2代将軍です。
豊臣トップの女性と徳川トップの女性になった数奇な運命の二人の姉妹。
豊臣家滅亡のシナリオに進んでいく時代の流れ。
ほんとうに時代に翻弄されたのがこの姉妹です。


その姉妹の母親はお市の方、信長の妹です。
お市の方は姉川の合戦で夫・浅井長政が死、賤ヶ岳の戦いで再婚相手・柴田勝家が死ぬという不遇な女性であります。
織田の血が悲しい運命に導くんでしょうかね。
織田信長が行った比叡山の焼き討ちや長島の一向衆の殲滅の因果がその一族に報いたんでしょうか?


悲しい運命を背負った戦国女性達に興味のある方はぜひ歴史群像スペシャルをご購入ください。



もっと詳しく知りたい人は「徳川秀忠とお江」もセットでどうぞ!
【送料無料】徳川秀忠とお江

【送料無料】徳川秀忠とお江

価格:660円(税込、送料別)

【おススメ本】新釈 走れメロス

最近定番になってきた感もある読書ブログ。
あいかわらずいろいろなジャンルの本に手を出しています。
レコードのように本のジャケ買いやタイトル買いをしてしまう事もあるのでハズレる場合もあります。
本と出合うのも一期一会。
気になってしまったら仕方ないです。


今回の購入した本(新釈「走れメロス」他4篇(祥伝社文庫)森見登美彦著)はアタリでした。
僕的には大好きなジャンルの本です。
新釈走れメロス

新釈走れメロス

価格:590円(税込、送料別)



この本は過去に書かれた日本の名作短編文学を現代風にした物です。
ストーリーは馬鹿馬鹿しいが文学とはこうあるべきなのだろうと気づかせてくれる一冊です。
僕が気に入っているのは何よりも文章が「美しい」ことです。
過去の名作のストーリーは変えてしまっていますが、そこにある芸術的な表現などを壊さない作者の配慮が見え隠れします。


馬鹿馬鹿しい事を馬鹿になるくらい掘り下げると美しさが輝きだすのかもしれません。
今から本屋に走って、日曜日の午後を温かい陽だまりの下で読書するには最適の一冊です。
昼からビールでも飲みながらね。
あ~文学的。


しかし、僕は今から仏壇の組立が待っています。
仕事仕事っと。

ボーズを買ってしまいました

ジャパンブランドでの新商品開発の為にボーズのヘッドホンを購入してしまいました。
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理由はこれを作っているからです。
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モデルは愛犬ダンケです。
色々なところで披露しているので実物を見た方もいると思います。
現在、木魚ヘッドホンのプロトタイプを製作しています。
折角ならボーズさんのヘッドホンがいろいろな意味で最適ですよね(笑)


来年の東京ギフトショーでこのヘッドホンを含めて15アイテム程度を展示します。
どれもこれも今までの概念にない面白い商品ばかりです。
ぜひお楽しみに!

【あの世授業】地獄を考える

岡崎のタウン誌「リバ!」さんにて連載中のあの世授業「ロッキン六道」の次回原稿を書き終えました。


あの世授業もいよいよ「地獄編」に突入です。
地獄とはこれがまた深い。
この切り口で一冊本が書けてしまいます。


地獄編の第一回目は「地獄についての世界での共通認識」について考えてみました。
地獄の位置や地獄が存在する理由にはある一定の共通認識があります。
まずは宗教的・民俗学的な切り口で地獄について講釈させていただきました。
今月20日に岡崎各所で無料配布されますので、詳しい事はそちらをお読みください。
(来月早々にはあの世授業のブログにもアップさせます)


ここからは僕が個人的に考える地獄についてです。
死んでから裁きを受ける地獄とは本当の地獄ではないと思います。
生きている間に味わう苦しい体験こそが地獄であると僕は思っています。
死後に存在する地獄というは生前罪を償いきれなかった者が死んでからも許しを請う場所だと思います。


生活をしていると誰だって他人を傷つけてしまうのが普通です。
多くの事は「ごめんなさい」の一言で片付きます。
しかし「殺人」を犯してしまうと死んでしまった人に謝罪は生前に直接できません。
せいぜい、お墓参りやお仏壇にお線香をあげる事くらいです。
生前の罪を償う場所にて自分の罪と同じ体験をし、もしくは数倍辛い体験をする事で許しを請うシステムのような気がします。


許しを請うのは神仏ではありません。
自分が犯した罪には必ず傷つけられた誰かが存在しています。
許しを請うのはその誰かのはずです。


死後の事にとらわれすぎて死を恐れる事はありません。
あの世の話を聞いて今生きている事を大切にする教科書だと思った方が良いです。
死後に地獄に行きたくないと思うのならば、今を一生懸命生きるしかないですから。


そんなあの世トークもおりまぜながら開催される仏壇ナイトは12月17日に開催されます!
http://homepage2.nifty.com/artman/cybernight.html

次回の仏壇ナイトにて開運金箔プレゼント

今年最後の仏壇ナイトが12月17日(金)に都築仏壇店で行われます。
詳しい事はコチラでチェックしてください。
http://homepage2.nifty.com/artman/butsudannight11.pdf


来年の開運を祈願した「金箔シート」を本日作成しました。
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仏壇ナイトに来てくださった方にもれなくプレゼントいたします。
財布に入れれば金運アップ間違いないでしょうね。


そんな仏壇ナイトは19時30分から実施します。
ぜひ遊びに来てください。
テーマは「ジャパニーズ天使・飛天&天女」についてお話させていただきます。
いつものように脱線トーク満載です。


JR幸田駅まで送迎を行いますので、参加者はぜひ連絡ください。
申し込みはサイバー仏壇店内の仏壇ポストで受け付けています。
http://homepage2.nifty.com/artman/cyberbutsudanten.html

地下の秘密基地の歴史を写真で巡る

つづき仏壇店の地下にある僕のアトリエ兼作業場を久しぶりに大型模様替えしました。


2007年の地下アトリエの様子。
今は亡き愛犬「モモ」の元気な姿が(涙)
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2008年の頃の写真
畳みスペースが登場しました。
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2009年バージョンは畳は取り外して枠組みだけで間仕切りをしていました。
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2010年はコチラです。
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間仕切りの木材を撤去し、中古仏壇をインテリアとして配置しました。
自慢のイームズコレクションを前面に出したバージョンです。
かなり紆余曲折しましたが、一番落ち着くお洒落な空間を数年かけて作れたような気がします。


この地下のアトリエには来ないと分かりませんが100体くらいの廃棄される予定だった仏像が飾られています。
将来的にはこの仏像達を使って大型の作品に作り上げ、もう一度拝まれる対象に戻してあげようと計画しています。
まだ構想段階ですが、凄い物になるような気がしています。
久しぶりにその廃棄する仏像を使って作品を造ってみました。
「三面阿弥陀如来」です。
現在・過去・未来を見守る阿弥陀如来をイメージしています。
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「三面阿弥陀如来」は地下にある仏壇の中に祀ってあります。
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阿弥陀如来の光背のかわりに青色の虎目石を置いてあります。
イメージは我々が住む美しい地球です。



この地下のアトリエは「アートマン・ジャパン」の設立当時、メンバーが集まって酒を飲みながらいろいろと「悪匠(わるだくみ)」した場所です。
右も左もわからない時代はただがむしゃらにやるだけでした。
個人的な活動を入れると今年で10年。
やっと道が見えてきた感じです。
決して天才ではない僕は常に勉強と挑戦をして大いなる「実験」をしてきました。
この10年で人とは全く違う「経験」を手にしました。
ず~っと攻撃的に活動してきたからでしょうね。


この先10年間は五里霧中の中で見つけた一筋の光に向って進むだけです。
迷い続けた過去のお陰だと思います。
新しいアトリエで迎える2011年が楽しみです。
ちょっと気が早いか。
まだ12月が始まったばかり、もう一度大掃除があるんだろうな。