御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

2011年11月の記事

本日の読売新聞に位牌修復ボランティアが取り上げられました

読売新聞の中部版にある幸せの新聞というコーナーに津波被害にあった位牌の修復ボランティアの活動記事が掲載されました。
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(写真をクリックすると大きな画像になります)


後日ネットでも配信されるますので中部地方以外の方はそちらをご覧になってみてください。
http://chubu.yomiuri.co.jp/shiawase/
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クロート新バージョン登場

新しいタイプのクロートを作ってみました。
名づけるなら「ナチュラル・クロート」
今まで黒一色や金箔一色だったのを木材の部分を出してツートンカラーにしてみました。
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案外とマッチするので商品化を勝手に決定。
まずは都築仏壇店の店頭で販売します。


せっかくなので祈りの和で使った燭台バージョン「イノリノ・クロート」も店頭にて販売します。
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ともに5000円という破格の値段。
売り上げはすべて津波被害の位牌修復ボランティアの活動資金に募金します。
http://savepray.jp/


クロート以外にも被災地支援の商品も店頭にて販売開始。
オリジナル線香は白檀と桜の2種類があります。
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ボランティアってのを初めて本格的にやっています。
お金ってびっくりするぐらい、無くなっていくもんですね。
活動を支援する募金の方もぜひよろしくお願いします。

ドイツ国際平和村で出会った少女の事を思い出した

世界仰天ニュースで大やけどした少女のことをやっていた。
実は僕も腕に50センチほどの大きなやけど痕あります。
3歳の頃にストーブの上にあったヤカンが落ちて熱湯がかかったからです。
田舎だった僕の町には病院は少なく、皮膚科は隣町まで車で1時間ほどかかりました。
忙しい母は1年間、僕をそこに連れて行ってくれました。
残念ながら皮膚移植する以外直す方法がなかったようで、今でも僕の右腕にはその時の痕が残っています。
自分のパーソナリティの一部となっているというのか、この腕が実は好きだったりしています。


しかし、その傷跡が顔だったら、そんな風には思えなかったでしょうね。
30㎝落ちる場所が違っていれば、僕の顔が右腕の状態。
エルム街のフレディのようになっていたかもしれません。


前置きはこのくらいにして。


ドイツ個展の時に日本でも有名なドイツ国際平和村に視察に伺いました。
海外に仏壇という物がないので、ドイツ人にも分かるような表現がないかと考えていた時に「仏壇は日本が誇る平和の象徴」というフレーズが湧いてきました。
そんな平和の象徴を作っているなら平和活動をしなければと思い、ネットで何かできないかと探していると、偶然出会ったのが「ドイツ国際平和村」でした。
直接メールを送って「何か出来る事は?」と聞いたら、一番はやはり資金集めの援助が助かるという事で売り上げの一部を寄付したり、イベントや個展で募金活動をするようになりました。


そしてドイツ個展の会場から電車で1時間強くらいの場所に施設があるという事だったので、アポをとって伺う事にしました。
嫁と2人で伺ったのでしたが、丁寧に施設を案内してくれました。


そこにいたのは車いすの子や手がない子、足がない子など戦争や内乱で肉体的に傷ついてしまった子供たちでした。
幼稚園くらいの子から中学生くらいの子まで年齢はさまざま。
その中にとびっきり明るい女の子がいました。
その子の顔はひどいやけど痕でした。
僕の事を新しく入ってきたスタッフだと思ったらしく、笑顔で話しかけてくれました。
実は僕は挨拶程度しかできませんでした。
言葉が出ない。


その女の子は爆弾に巻き込まれたそうです。
そして顔を含めて大きな損傷をおってしまったのです。


戦争なんて関係のない女の子が巻き込まれるなんて理不尽だと思いました。


そうなんです。
世の中は理不尽なんです。


日本でも大きな地震とその後にやってきた想像を絶する大津波。
良い人が助かり、悪い人が助からなかったなんてことはありません。
善悪もなく、その場にいた人を容赦なく巻き込んでいきました。


現在僕は津波被害の位牌修復ボランティアにお金を使ってしまっています。
募金やチャリティも実際にお金がかかるそちらに使わざるおえません。
とは言っても何とかそちらにも少しは振り込みをしたいとは思っています。


人生は一期一会。
袖触れ合うのも多少の縁。
出会った運命は僕は大切にしていきたいと思っています。


皆さんも興味のある方はドイツ国際平和村を検索してみてください。
何かやれる事があると思います。
ちゃんと日本語サイトもありますし、支援している日本のNPOもありますので。


もうすぐ年末ですね。

位牌の文字書きボランティアをやっていただいているご住職

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愛知県幸田町の田園の中にひっそりとたたずむ一乗寺というお寺のご住職が無償で津波被害の位牌を修復した時に再度書き直す戒名の文字を1日限定3柱書いていただいています。
集中して文字を書くには位牌3つまでが限度だとおっしゃっていました。
「こなす」作業にしてはいけないというのが理由です。


今週末には一度にとどけた25柱分の文字書きが完成するとおっしゃっていました。
本当にありがたいです。


被災地のお位牌の多くは金で戒名が書かれています。
愛知県だと文字が彫刻されている場合が多いです。
どうやら、僕が支援をしている地区では昔は位牌の文字を書くのはお寺の仕事だったようです。
尊いご住職が文字を書いてくれればありがたいはずです。
そのな思いがあるから、あの巨大な津波にのみこまれてもちゃんと持ち主の元へ戻れたのかもしれません。


今回、縁あって被災地から三河地方へきて、近所のご住職が気持ちをこめて文字を書いてくれています。
魂が2度もこもった位牌になります。
綺麗にするだけではありません。


こちらのご住職は書道教室もやっておられます。
こんな素敵な住職から文字を習いたい方はぜひふらっと立ち寄るといいと思いますよ。
お寺でご住職とお茶を飲むのもとても素敵な時間だと思います。
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一乗寺
〒444-0113 愛知県額田郡幸田町菱池東部76
地図はコチラで確認ください。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&rlz=1T4FTJB_jaJP445JP445&q=%E4%B8%80%E4%B9%97%E5%AF%BA%E3%80%80%E5%B9%B8%E7%94%B0&um=1&ie=UTF-8&ei=Zq7FTuTfGMiJmQXOo9yVCQ&sa=X&oi=mode_link&ct=mode&cd=3&ved=0CBIQ_AUoAg

津波被害の位牌修復プロジェクトSPJ活動報告会の資料公開しました

2011年11月11日に開催したキャンドルナイト「祈りの和」内で報告した僕と伊藤君でやっている津波被害の位牌修復ボランティア「セイブ・プレイ・ジャパン」の資料をすべてこちらでアップいたします。
すべての画像はクリックすると大きくなります。


活動報告書表紙
1#8722;1活動理由
1#8722;2活動理由2
1#8722;3活動理由3
2#8722;活動内容決定
3#8722;1現地リサーチ1
3#8722;2現地リサーチ2
4#8722;修復システム
5#8722;1修復実例1
5#8722;2修復実例2
5#8722;3位牌以外の修復品
6#8722;1依頼者からのお手紙1
6#8722;2依頼者からのお手紙2
6#8722;3依頼者からのお手紙3
6#8722;4依頼者からのお手紙4
6#8722;5依頼者からのプレゼン
7#8722;1被災地訪問1
7#8722;2被災地訪問2
8-まとめ
9#8722;終り


今後とも皆さんのご支援よろしくお願いします。
いろいろな所でチャリティ販売などをして活動資金を稼いでいきたいと思っています。

本日7時30分より「祈りの和」開催

企画1カ月での奇跡の開催にこぎつけた「祈りの和」がいよいよ本日開催になりました。
今回の収益は「位牌修復ボランティアSPJ」の活動資金にいたします。
http://savepray.jp/


ろうそくを2本立てると11の数字に見えるという事で祈りのキャンドルナイトを11日にやろうと決まりました。(ポッキーの日みたいな感じです)
どうせなら、2011年11月11日という11がならぶ日に立ち上げイベントを実施したいと思い、半ば強引に進めてきました。


まずは会場をどうするか?というのが最初の悩みでした。
リバの浅井さんに相談すると「円福寺」さんという素敵な住職がいるという情報をゲット。
10月11日にお寺に相談にいくと、無料で会場を貸していただける事に。
それも自由に使ってくださいと制限なし。


そうすると募集チラシの作製が必要になりました。
位牌修復ボランティアのキャラクターを作ってくれたデビルロボッツさんに相談するとあっという間にチラシが出来上がり、ボランティアで印刷までやってくださいました。


そのチラシを今回の実行委員長の大岡屋の鈴木社長やリバの浅井さんや磯部さん、アウトバウンドのパンダさんやモアイさん達が協力して配布してくれました。


まだ内容も決まっていない状態なのにリバさんが告知記事を書いてくれて、それを見つけた中日新聞さんが記事にしてくれました。


そしてそれが多くのメディアにつながっていきました。


それ以外にも仏壇組合の仲間でもある橋本屋仏壇店の米津さんがフェイスブックで大々的に告知をしてくれました。
事前申し込みしてくれた参加者の多くはそこでイベントを知る事になりました。


こうやって多くの人の輪が紡いでいって、奇跡的に1カ月でのイベント開催となりました。
皆さん本当にありがとうございます。


本日はまだ定員まで余裕があります。
偶然見たので立ち寄ったなんて縁も大歓迎です。
多くの人が参加していただいて被災地支援と地元の伝統文化の復興支援の大きな輪を作っていきたいと思います。


なお、本日会場に来られない方にはライブ中継を実施します。
視聴方法は2つあります。
ユーストリームはコチラ
http://www.ustream.tv/channel/butsudan



ツイッターキャストはコチラ
http://twitcasting.tv/inorinowa11



詳しい事は祈りの和のフェイスブックページをご覧ください。
http://https://www.facebook.com/inorinowa

SAVE Pray JAPAN

津波被害にあった位牌の修復の方は現在85件強の依頼数になってきました。
日々の仕事に追われて修復が遅れ気味になっています。
仕事の合間をみて、少しずつ着実に修復をさせいただいています。


先日、僕らの活動をNHKさんが取材してくました。
自分たちは被災地のサポーターであるという自覚から極力メディアに露出を避けてきました。
僕たちにボランティアをするきっかけになった大川興業の大川総裁の背中を見てきたからです。


しかしながら、依頼数が増えてくるとおのずと活動費やら人的労働量が増えてきて、いろいろと精神的にもきつくなってきていました。
そんな状態を見かねて、サムロック三河国の国主でもある大岡屋さんの鈴木社長が声をかけてくださいました。
「いろんな人に知ってもらって、助けてもらえばいいんだよ」
その場でNHKのキャスターの方に情報を流してもらいました。


NHKさんの放映はとても多くの人の心に響いたようです。
昨日も幸田町のとあるお寺の住職が活動に使てほしいと寄付金を持ってきてくださいました。
また活動費として販売を始めたお線香も、どうせ使うのでこちらを買いますと言って購入してくださいます。
活動を通じていろいろな人がいろいろな方法での支援があるんだと気づかされました。
何かやるというのは、甘える覚悟も必要なのだと、恰好つけて倒れてしまったらダメだと多くの人から勉強させられました。


少しほったらかしだった活動のサイトもアートマンの塗師の伊藤君がリニューアルしてくれました。
http://savepray.jp/
ここで使用しているキャラクターは世界的に有名なキャラクターデザイナーデビルロボッツのキタイ・シンイチロウさんがボランティアで制作してくださいました。
(キタイさんとはWASABIというユニットでコラボさせてもらっています)
それ以外にも位牌の文字書きボランティアは地元幸田町の一乗寺のご住職が行ってくださっています。
本当にいろいろな所で自分たちの特技を生かして活動に協力していただいています。
頭の良い人はアイデアをだして、おしゃべりの得意な人は知り合いに伝える、そんな支援が一番楽しくていいですよね。
僕らは通常の仕事内でお位牌を直す。
そんなネットワークで被災地支援を長期にわたって続けていきたいと思っています。


11月11日には岡崎・岩津の円福寺さんで「祈りの和」というキャンドルナイトを100名限定で実施します。
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(画像をクリックすると大きくなります)


ろうそくは1月11日に火災被害にあい、復興中の磯部ろうそくさんの手作りわろうそくを200本使用します。
ろうそくを2本たてることで、数字の11に見立てます。
また2本あるので、1本は自分の未来のため、もう1本は自分以外の誰かの幸せを祈願してもらいます。
そのイベントの中で位牌修復ボランティアの活動報告も実施いたします。
あっという間に人数が埋まってしまうと思いますので、お時間のある方はぜひご参加ください。


みんなの力で「日本の祈りを救いたい(SAVE Pray JAPANの意味)」と思っています!
ネットでつながる企画「祈りの和@HOME」も考案中です。
詳細ができあがったら告知いたします。
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