御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

NYで僕の仏像コレクションを展示

NYに発送する荷物に急遽押し込んだ物があります。

仏像です。

それも全く高価な物ではありません。
長年仏壇の中でお参りされてきた本尊。
おみやげ物屋さんで購入したと思われる素朴な仏像。

処分して欲しいと依頼されて僕の手元へやってきた仏像達です。
仏像を処分する気にはなれなくて僕のアトリエで飾られていました。

日本で手を合わせる文化の紹介をしたいと急遽思いました。

新しいスタイルも大切ですが、日本人の心の屋台骨を支えてきた信仰の力。
日本人には無宗派の人が多いなんて全くのウソ。
日本人ですらそのウソに騙されている。

多くの人が神社のお祭りに遊びに行ったり、
夏には神社への奉納花火が夜空に打ち上げられるのを楽しんでみている。
受験の時にはお守りを身に付け、厄年には厄払いに行く。

日本中宗教行事だらけだ。

日本人は宗教行事が当たり前すぎるんです。
だから無宗派だという。
本来は多宗派なのです。
仏教行事も神道行事もキリスト教行事も宗教行事だったら何でも参加するのがこの懐が深い日本民族。

YESとNOの文化では推し量れない深さ。
日本人でも意識していないので分からない日本独特の信仰風習。
日本人の間ではきっと宗教戦争は起こらない。
新しい宗教が現れた時、その宗教がありがたいものならば、宗教の中に加えていける寛大な精神があるからです。
興味がなければ無視をするだけ。

そんな日本人の独特な宗教観ってのも、NY個展で紹介したいなぁって思っています。
台所には恵比寿・大黒を祀ったりする風習とかね。


写真は関税用に撮影した物。
仏像小
仏像小2
お線香にいぶされて金箔がよい鈍さになっています。


さぁて、そろそろお盆。
お盆のスタート時間があまりきっちりとしていないのもまた良いですね。
日暮れ時、祖先があの世から帰省する時間です。
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