御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

人が中に入れる仏壇「カンタカ」

未完の大作「カンタカ」
八角形の仏壇の次にデザインして木地まで完成させてあります。
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金賞受賞の勢いをそのままに製作しました。
これは仏壇という名をつけていますが、新しいスタイルの仏間です。
仏壇の技術で仏間を作った作品が「カンタカ」です。


この作品の名前になっている「カンタカ」はお釈迦様の愛馬の名前。
出家する時にこの馬にのってお城を出て行きました。
仏教を縁をつくるツールとしての位置づけもあり、名前をつけました。


このデザインの基本となっているのは八角形の仏壇「卜」です。
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この仏壇を巨大化させたイメージです。
もちろん、空間を作るにあたっていろいろと変えてはいます。


まず内部に入る間口は人間工学に基づき60cmとしています。
また開口部の高さは茶室によく見られる「にじり口」をイメージしてわざと低くしています。
誰もが頭を下げて中に入るように考えました。


外部の彫刻はそれぞれ意味を持たせてあります。
まず正面の入り口真上には太陽をイメージした彫刻、そして両脇は阿吽の口をした獅子をほどこしております。
またその上にはインドで縁起がよいとされている吉祥紋を8種類彫刻しています。
また上部の四隅には門番を立体彫刻で製作しております。
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横には扇子や団扇をかたどった彫刻を取り付けています。
ここには日本の昔話を蒔絵で書く予定にしています。
なので扇子の彫刻の両脇は舌きり雀の話をイメージして竹に雀の彫刻を彫ってあります。
上部には吉祥紋と門番です。
門番の持つ槍はトランプの記号になっています。
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内部は畳敷きの座椅子があります。


すぐ上には覗き穴のあいた箱が6つ左右に並べておいてあります。
これはオリジナルのおみくじです。
六道輪廻のキャラクターが箱に入っており、出たキャラクターで運勢を占います。
例えば天道のキャラなら大吉、地獄のキャラだったら大凶です。
このキャラクターはTシャツのデザインにもしました。
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内部の最上階は仏の世界です。
立ち上がると自分の目線になるように調節してあります。
東照宮と平等院をイメージした2種類の屋根が4つづつ、計8つ配置されています。
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将来的に漆塗り、金箔などを施して8角形の仏壇のような感じに仕上げる予定です。
現在、資金難の為着工が遅れています。
っていうのか、別の作品をどんどん作りすぎです。
自分の生涯をかけて納得できるように仕上げて生きたいと思っています。
まずはスポンサーを募集です。


もちろん、伝統工法で出来ていますので、すべてバラバラに分解できます。
ですので万博会場や東京の某テレビ局のスタジオなんかにも出張しています。


呼んでいただければ、何処にでも出張しますよ。
組立スタッフが最低は4人はいりますがね。
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