御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

仏壇デザイナーへの道

全国の仏壇のコンクールに初出展、そして見事に撃沈してから1年後。
自分の中に新たなコンセプトが目覚めてきました。

ちなみにコンクールは2年に1度。
まだ準備期間は1年残っていました。

今回のコンセプトは「曼荼羅」
仏教の世界感を仏壇に取り込む事にしました。

仏壇は極楽浄土を表現しています。
*極楽浄土は阿弥陀如来が住んでいるあの世の世界(本尊が阿弥陀如来じゃないと極楽とは言いませんけど)
だからギンギラギンなんです。

僕は地獄、浄土、人間開を表現しました。
仏壇の上の方に浄土、下が地獄、中間に地上を作りました。

浄土は京都の東寺に何度も足を運んで立体曼荼羅をモデルにしました。
それを真似た小さな仏像を何体も配置させました。

地上は昔のインドの経典から引用しました。
昔の人は地球を球体だと考えていませんでした。
丸いお盆形だと信じられていました。
丸いお盆を数等の巨大な象が支え、象は巨大な亀の上に乗って乳海を泳いでいると伝えられていました。

お盆の下には地獄が存在すると考えられていました。

それを僕なりにデフォルメをして図面を書きました。


そして職人さん達を集めて会議を結構。
前回の過ちを犯さないようになるべく若手の職人さんに来てもらいました。
僕が図面を見せて、仕事の依頼しました。
職人さんから返ってきた答えは「出来ない」でした。

ちなみに形は8角形。
本来何も細工をしない後ろ側にも扉を作ったりするデザイン。
全く今までにない仏壇の形で職人さんが戸惑うのも無理なかったかも。

この時感じたのは「出来ない」=「作れない」んじゃなく、
「出来ない」=「自信が無い」って事。

そんなニュアンスを感じて僕は作らなきゃならない用に追い込む方法を考えつきました。

このつづきは後日の日記にて
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