御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

「二律背反」という考え方

ドイツ個展に向って自分のやっている事をもっと深く表現をしたくなりました。
久しぶりに哲学の本なんか買って読んだりして。


ドイツといえばやはりドイツ哲学です。
カントやヘーゲル、ハイデッカーなんて凄い哲学者がいます。
ニーチェもドイツ人だったなぁ。


ニーチェの「原点回帰」という考え方は「あの世の歩き方」って本を作る時に勉強しました。
残念ながら出版会社の倒産でこの本は廃盤となってしまいました。
でもこの考え方は輪廻転生を論理的に説明していて面白かったです。


今回読んでいるのはカント。
「二律背反」という考え方。


人間は生きるとう活動をします。
しかし、生きるためには成長します。
成長するためには体内の細胞を殺して、新たなものを生み出さなければならい。
体内では常に死を繰り返しています。


人間の体一つとっても相反する「正」と「死」が同居しています。


世の中には全く2つの異なる物が同時存在する。
まさに真理です。


その上仏教的です。
色即是空、空即是色の世界です。


僕らの作り出す物もこの「二律背反」で表現できないかなぁって考えています。


仏像は産まれたばかりの子供に渡せば「守り本尊」
死を迎える人に渡せば「安らかなる永眠を見守る仏」


こんな表現こそアートマンにはぴったりのような気がします。
的確な表現がまだ見つかりませんが、少し考えてみたいと思います。


そんな物が見つかればアートマンは世界にドカ~ンって行きそうです。
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