御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

年末に向けて仏壇組立中

正月納品の仏壇修理の組立を順調に進めています。
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仏壇のお洗濯と呼ばれるリフォームの仕事も年々少なくなってきています。
また直せない仏壇も大分増えてきました。
伝統的な工法で作られた仏壇は益々希少価値となってきますが、どんどん処分されてしまうのが残念です。


仏壇がお荷物になるのは残念ですが、見栄だけでは暮らせていけないのもまた事実。
大きな仏壇もまた時代の遺物なのかもしれません。


とはいえ、歴史ある物を残すという仕事はやりがいがあります。
仕事を依頼してくれた方も祖先とのつながりを次世代に伝えるという意味で大きな功績を残すと思います。


最近は父系の力がかなり弱まってきています。
我が家の父も母には弱い。
仏壇も父系の流れをくむ物。
弱体化しつつあります。


しかしながら、とても大切にされる人もまた多い。
昨日、仏壇の移動に行きましたが引越しの前に仏壇を入れます。
ご先祖を一番最初に新しい家に住んでもらうという考えです。
そんな考えの家は3世代が仲良く引越しの準備をされていました。


仏壇が担う役割は世代をつなげる事だと思います。
会った事もないご先祖までつなげてしまう凄い物です。


そんな物を直せる仕事をしている自分は幸せです。
昔のように仕事量が多くないのでゆっくりと組み立てができます。
でもどんどん仕事量が減ってくるとこの先が心配になりますが……。


仏壇を分解して直せるんです。
少し頭の隅にいれておいてくださいね。
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