御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

千本閻魔堂はあの世の聖地

関西遠征から無事に戻ってきました。
冬の京都は一番の強敵でした。
寒いを通り越して笑えてきました。


京都駅で笑劇武芸団さん達と合流。
皆さん個性的で素敵な方々でした。
あっという間に意気投合。
地に足をつけて必死に頑張っておられるが、そんなのを微塵にも見せない人って素晴らしいですね。
話こんでしまい、目的の千本閻魔堂さんへ行くのが遅れしまったくらいです。


実は紹介していただけるまで千本閻魔堂さんの事は知りませんでした。
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自称「あの世のエキスパート」として恥ずかしいです。
開基はあの小野篁さん。
あの世とこの世を行き来したといわれる平安の超霊能者。
そのつながりで巨大な閻魔像が安置されているのです。
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本堂内にはルイス・フロイトも見たといわれる地獄図もありました。
いろいろな六道図を見ましたが、ここのものがルーツになっているような気がしました。
この絵は圧巻です。


地獄図っておどろおどろしい感じがしますが、人間世界の縮図だと思います。
動物をいじめたり、殺人を犯したり、人をだましたりとね。
人間がやっている事を鬼に置き換えているだけです。
こういう絵が日本の道徳を押してきていました。


僕だって子供の頃に見た地獄図があまりにインパクトがあって今でも忘れませんし、
悪いことをすると地獄へ行くという思想が自分の道徳の中にきっちりと刷り込まれています。
極楽を語るよりもやはり地獄を語る事が大切だと思います。


癒しってのがキーワードとなっているのならば、反対側の叱りをテーマにしている場所があっても良いような気がします。
あの世の聖地としてこの「千本閻魔堂」さんはとても重要だと思いました。
閻魔さんは地蔵菩薩の化身です。
閻魔さんの怒りの表情の中には慈悲がこもっていました。
顔は怖いが僕には笑っているように見えましたよ。
ここは絶対行くべきです。


実は千本閻魔堂さんで何か出来ないかと笑劇武芸団の方々が計画されているようで。
僕も微力ながら何かお手伝いできないかと思っています。
あの世の聖地で僕らの作品を展示できれば素敵だなぁって思いました。
京都はNYやドイツよりも確実に近いですからね。
ドイツの次は意外と京都だったりするかも。


笑劇武芸団の皆さんと分かれて、大阪のお客さんの所へ。
家には10時頃帰って来ました。
体調不良で飲んでいなかったビールを久しぶりに飲みました。
ちょっと疲れたけど楽しい関西遠征でした。
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