御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

配慮にかけていました

海外でやる時に日本をそのまま持ち込んでいけないという教訓を少し忘れていました。
冷静になれば気づく事が言われるまで分からないのが情けない。


ドイツでの展示会で「サムライの弟」をテーマにしていました。
日本ではWBCの事もありサムライというワードはブームでした。
日本を好意的に表現するキーワードでもあると思っていました。


今回は惠光寺さんというドイツの浄土真宗のお寺の敷地内にある施設で展示会を行わせてもらいます。
「平和」を伝える寺院で「サムライ」を連呼するのは誤解を招く可能性は確かにあります。
本当に配慮に欠けていたと思います。
いろいろな意見を聞いてアートよりな思考になっていたのも確かです。
その結果が招いた自らの判断ミス。
指摘していただいたのが開催前でよかったです。
惠光寺さんやコーディネーターの方々の顔に泥を塗るような事になってしまっては取り返しがつかなくなってしまう所でした。


その意見を組み込ませていただいて、展示テーマを変更いたします。
メインテーマを「荘厳な美技術展」
サブテーマを「仏壇クリエーターズの世界」にしたいと思っています。


日本の職人のすばらしさに焦点をあてた展示内容に変更。
アート的な要素は作品だけにとどめる事にいたします。
ところどころに展示の工夫はいたします。


今回のテーマ変更は自分がやらなきゃいけない事を再確認させてもらったような気がします。
僕が進む道はアーティストではないんです。
アートマンがアートに進むのはいいんですが、僕まで一緒になっていてはダメなんですよね。
僕には三河仏壇の産業を立て直す使命があるんです。


丁度、現在進めているプロジェクトともリンクするような気がします。
現在製作しているプロトタイプを展示して次回につなげるマーケティング調査もしなきゃなぁ。
いろいろと忙しいけど、逆にワクワクしてきました。


多方面の方々のご期待に答えられるように頑張ります。
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