御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

あの世授業3時間目と4時間目一挙公開

岡崎のタウン誌「リバ!」にて現在エンドレス連載中の企画「ロックなあの世授業・ロッキン六道」が来月号で5時限目に突入いたします。


このブログで公開するという話でしたが、3時限目と4時限目の掲載を忘れていました。
ちょっと長くなりますが良かったらご一読ください。




3時間目「六道って何んですか?」


 3時間目にしてやっと登場です。
あの世の専門用語「六道」。
今回はこちらの説明をしていきます。
2時間の授業を使って「生まれ変わる」事を説明してきました。
今回は生まれ変わる行き先の話です。


 当然、次に生まれ変わるのは「人間」だと思っている方々は少々楽観的です。人間として生まれ変われる人は稀だといわれています。
多くの人達は人間の世界以外の別の世界へ生まれ変わる事になります。
その世界は人間の世界を含めると6つあります。その世界を「六道」と呼んでいます。


 その6つの世界とは、天道・人道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道です。
最初と最後は西洋的に言うと天国と地獄です。
最良の世界と最悪の世界です。
それ以外に修羅道という争いばかりの世界、畜生道という動物の世界、餓鬼道という飢えた世界が人間の世界以外にあります。
各世界の詳しい説明は後々やるといたします。


 この生まれ変わりのシステムを世界的な視野に置き換えてみましょう。
あなたが中東の内乱の地に生まれたら、就学する頃にはペンよりも先に拳銃を持たされるでしょう。
まさに修羅の世界です。
また貧困極まるアフリカの某国で生まれたら、食べる物もままらなず常に飢えに苦しむ事でしょう。
まさに餓鬼の世界です。
世界に目を向けると人間らしい生活を出来ているのは一握りの人間です。


 この日本を見てみてください。
毎日お風呂に入れて、十分な教育は行き届き、コンビニ等に行けば食料が安定的に手に入れる事ができます。
実は天国のような世界なのです。
しかし、年間数万人の自殺者を生み出しています。
本当に不可解な国です。


 人は必ず死にます。
そして新たなに生まれ変わります。
その行き先を決めるのは実は現在の我々の行いなのです。
神仏は自分達の行動をちゃんと見ているんです。
ゴミを捨てたなぁとか、人をだましたなぁとか、ちゃんと帳面につけています。
この世以上に次の世界で楽しい人生を謳歌したいのならば、この世を正しく生きましょうね。
採点制度になっているそうですので。




あの世を通過するワインディング・ロードこそが六道です







4時間目「あの世ライフについて」


 今回はあの世のジェネラル・インフォメーションを紹介しようと思います。
あの世はどうも暗いイメージがあります。
それはどうしても地獄のイメージが強すぎるからです。
前回の授業でお話した通り、あの世は基本的に6種類に分かれています。
地獄はその中の1つでしかありません。
あの世とこの世は繋がっていますので、あの世の情報を知る事であちら側と長いお付き合いができるのです。
今回は食事についてとお金についての説明をします。


 まずは食事。
あの世でのご馳走は湯気や煙だと言われています。
温かい食べ物から湯気が出ます。
それは途中で見えなくなりますよね。
その見えなくなった場所があの世と通じているようです。
お仏壇に線香をお供えしますよね。
それもその一つ。
お仏壇にお供えするご飯は炊き立てがいいんですよ。
だって湯気がたくさん出るでしょ。
それからお酒好きな人には熱燗やお湯割りをお供えした方がいいかもしれないですね。
こんな感じでお供えした物の湯気が消える瞬間があの世とのつながりであると定義した昔の人。
すごい素敵だと思います。


 次にお金。
地獄の沙汰も金次第なんて言葉があります。
まぁ、あの世の仕組みの中にはそんな事は通用しないと思います。
しかし、多少なりともお金は必要です。
棺桶の中に六文銭を入れる風習があります。
三途の川を渡るときの通行料として亡くなった方に持たせているのです。
そのお金がないと泳いで川を渡らなきゃいけません。
この三途の川の渡り方は別の機会に詳しく説明します。
渡し忘れたって方。
安心してください。
あの世にはちゃんと送金システムが確立されています。
紙に金額を書き込んで燃やしてください。
それだけであの世に送金されるようになっています。
中国で行われる風習ですが、同じアジアという事もありきちんと送金されるはずです。


 この2つに共通するのは天に向かって立ち上り、途中で消えるという事です。
その途中にあの世という異空間が存在するという考え、また、こちら側(この世)からのベクトルでのみあの世とコンタクトがとれるという事です。
時間の流れが過去から未来へ進むようにこの世からあの世へという流れしか出来ていない事がわかります。
あの世の世界へ自由に行き来できるようになるのはタイムマシーンを作るより難しい事だと思います。



目えなくなる事の神秘性があの世のイメージを高めるのです。






次回の5時間目のあの世授業は「因果応報」をテーマに執筆しました。
公開は「リバ!」が配布される20日以降に行います。
ちなみに僕は大学の時に専攻していたのが「数学科」
アメリカの大学だったんだんで、言語があまり必要としない数学を選んだだけですが……。
でも、自分でも驚き、数学が性に合っていました。
自分の名前に数学の一文字があるくらいですからね。


数学の方程式のように答えが出る「あの世授業」を目指して執筆しております。
次回もどうぞお楽しみに!
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