御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

仏壇がある利点・最終回(仏縁をつくる編)

仏壇があると良いですよ。
言い続けたブログも今回で最終回。
いよいよ明日が講演会当日です。


最期はやっぱり仏壇がある事で自然と仏縁ができることがメリットだと思います。


全くの無宗教の家に育って、そろそろ何か宗教でも入ろうかって事になった時に人生の伴侶を選ぶ以上に大変な事が待っているはずです。
案外と宗教って情報があるようでないんですよ。
話を聞きに行こうと思っても勧誘が怖くてためらっちゃう人も多いと思います。
特に新興宗教はオウム事件があってからは一段と不気味なイメージがありますしね。
かと言っても伝統宗教も結構閉鎖的な所があって……。
いっそ宗教コーディネーターでもいて欲しいくらいだと思います。


逆に仏壇のある家は何かしらの宗派に属している事になります。
(最近は無宗派用の仏壇もあるんですけど)
また僧侶とお話する機会も作れます。
若い頃は仏縁がある事自体が面倒で煩わしと思いますけども、年齢を重ねる間に多少なりとも興味が湧いてきます。
京都へ行きたいと思うのと一緒です。


宗教や信仰は日本人の生活にあまりにも自然に溶け込んでいました。
無宗教と思う人が増えているのは多種多様な宗教が回りにありすぎて、コレってのが言えないだけです。
仏壇もそうやって生活の一部でした。
いただき物は一番最初に仏壇にお供えしてから食していたんです。
そこには先祖に一番最初に食してもらいたいという日本人の優しさが込められています。


仏壇は優しい気持ちを作り出してくれます。
仏壇の前に正座して手を合わせている姿はこの世で一番美しい姿だと思います。
仏壇がある事で作り出される風景をイメージしてください。
庭には柿木が実っています。
近所の猫がすました顔で横切っていきます。
縁側から暖かい日差しが仏間に入ってきます。
一家がニコニコしてお茶をすすっています。
それが日本のあるべき姿だと思います。



いよいよ明日に迫ったトークイベント。
詳しい事は下記にて

http://fly8.jp/10koto/
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