御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

戦国時代のお膳の試食会に行ってきました

本日、幸田町にある古刹「浄土寺」で戦国時代のお膳の試食会が開催されました。
浄土寺の住職と「戦国祈祷」というのを企画しました。
ご祈祷後の接待として戦国時代に食べられていた料理をお出しするイベント的な祈祷です。
なぜ「戦国」か?


実は幸田町の戦国武将「松平家忠(深溝松平家4代目)」が残した日記が現存しており、そこに浄土寺さんが毎年5月11日に祈祷をしていた記述があります。
また家忠公が残した日記には武将を振舞ったと思われるお膳のイラストと共にメニューも記されております。
家忠日記イラスト
そのメニュー解読を駒沢大学の教授が解読してくれました。
深溝松平家の菩提寺でもある本光寺の副住職のご尽力のお陰です。


ちゃんと歴史に裏打ちされた祈祷を復活させてみようという事で浄土寺の住職と本光寺の副住職と僕が意気投合。
とんとん拍子で「戦国祈祷」の企画が進んでいきました。


そして本日、はれて「戦国お膳」の試食会が行われました。
試食会場はもちろん浄土寺さん。
赤い毛氈の上に輪島塗のお膳が用意されていました。
お膳1
これが今回用意していただいた「戦国お膳」です。
お膳2
この料理の説明は住職の手作りの献立表に詳しく書いていただいてあります。
献立表1
今回は家忠日記の記述から5品が使われました。
カマボコ・汁物・マナカシ(海草)・ナマス・香の物
それ以外に戦国武将が出陣の儀式に食していた3つの食べ物・打ちアワビ、勝栗、昆布。
また家忠日記に献上された記述が残る夕顔やささげなどの食材を使った料理もありました。
住職の料理愛を感じる品々がお膳に並んでいて感動します。
また戦国時代の人達が食していた物を口に出来るチャンスはそうないでしょうしね。


何か超贅沢です。


この献立表をお持ち帰りできるようになっております。
なんと住職の手作りです。
メニュー表紙
食材のウンチクなんかも載っているので勉強にもなっちゃいます。
献立説明


この戦国祈祷は5月11日(戦国武将がご祈祷うけた同じ日)に開催されます。
戦国お膳は90食限定(完全予約制)です。
もう既に予約が30名程あるようですので興味のある方は急いで申し込んでくださいね。
申し込み方法はファックスにて氏名、住所、電話番号を記名の上「特別護摩供祈祷祈願」依頼としてお送りください。
後日案内が届くきます。


詳しい事は下記のチラシをご覧ください。
チラシ表
チラシ2
(画像をクリックすると大きくなります)


この料理以外にもこの浄土寺には鎌倉時代の12神将が本堂に安置されています。
ひっそりとした山寺での緩やかな時間をお楽しみください。
ぜひ多くの方がこの素敵なお寺の雰囲気を楽しんでもらえれば幸いです。


当日は僕の作品も展示してもらうかもしれません。
僕も接待係で会場にいますので声をかけてくださいね。
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