御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

明日は戦国祈祷の日

中日新聞の社会面にど~んと載ってしまい、大きな注目をあびている「戦国ご祈祷&ご膳」
記事はコチラでご確認を
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010050402000042.html


きっと今頃、浄土寺の住職は料理の仕込みでバタバタしているんだろうなぁ。
連絡しようとしましたが、やめておきました。
頑張ってください。


今回の企画は昨年の暮れに偶然、浄土寺の若き住職がロウソクを買いにお店に来た事からスタートします。
たまたま、店番をしていた僕と住職が話をする事がありました。
(基本的に僕は店の地下で職人仕事をしております)
その話の中で住職が元料理人だったという事、将来精進料理を作ってみたいという事が出てきました。
それだったら「戦国祈祷」ってのをやりませんかって僕が提案しました。


僕の提案は戦国武将が出陣の時に行った「三献(さんこん)の儀」のお膳を食する祈祷会をやるという話でした。
ちなみに「三献」とは「かち栗」「うちアワビ」「(よろ)昆布」の3品の事です。
縁起の良い3つを食べて合戦にのぞんでいました。


そんな話を幸田町の学芸員に話すと、深溝松平家が毎年5月11日に浄土寺さんにご祈祷を受けていたという文献(家忠日記)が残っているという事を教えてくれました。
それなら5月11日にやったらいいじゃんという事になりました。


深溝松平家の菩提寺である本光寺さんに話をしたら、文献にその当時のお膳のメモ付きのイラストが残っているので研究している人に聞いてみるという事になりました。
そうしたら献立が解明されました。


不思議なご縁がつながって今回の「戦国祈祷」の企画がドンドンボリュームを持っていき、とうとう社会面に載るまでのイベントとなってしまいました。
企画を提案した本人が一番驚いているくらいです。


最近、いろいろなお寺関係の方々とお話する機会があります。
お寺のあり方を真剣に模索している若い僧侶さんと話をします。
今回の事で寺が商売をするなんて……って仰る方もいます。
出る杭を打ちたがるのは良くわかります。
このような企画は決してお寺の為だけにやっているのではありません。
お寺に来ていただく方を本当に楽しんでいただきたいという一つの演出でもあります。


僕がやっている仏壇技術でアート作品を作るという事。
罰当たり的な事をやっていると笑ったり怒ったりする人もいます。
でも行動を起こすからのコメントです。
注目されない程度の事をやっていてはダメなんだと思います。
怒られた時は謝罪すれば良い。
恥じる事ならやらなきゃ良いなんて思います。


一歩を踏み出した若き住職。
僕はとことん支援していきたいと思います。


明日は楽しい一日にするぞ!
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