御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

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【新作】仏性

7月15日から開催される岡崎が誇る2つの伝統的工芸品「石工」と「仏壇」の展示会「Cool Tradition」に向けて新作を製作しました。


当然ですが、三河仏壇や岡崎石工の技術を生かした作品が殆どをしめています。
武檀や平成宮殿厨子などアートマンの代表作も数多く出展いたします。
*今までの作品はアートマンHPの作品ギャラリーをご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/artman/work.htm


今回初めての試みとして、僕「都築数明」の仏教観をアートにしようと思います。
ここでは伝統技法や素材には全くこだわりを持っていません。
僕ならでは方法で仏教を表現いたします。


まず第1弾は「人間の仏性」をテーマにした作品です。
日本では故人を「ほとけさん」と呼びます。
当然ですが、手を合わせる対象の仏像や仏画も「ほとけさん」です。
日本人の宗教観には死を一つの通過点として、その後は聖なる物へ進化するという考えがあるようです。


また逆にどの人間の体の中には仏が宿っているという考えもあります。
人間は常に聖なる物である。
しかし、それに気づかず愚かな行為をするのがまた人間。


人は外見で判断しがちです。
しかし、身体を覆っている肉と皮をとりのぞけば、みんなシャレコウベです。
それは肌の色も国籍も関係ありません。
レントゲン写真で記念撮影すれば、誰が誰なのかわからない。
人間の違いなんてそんな物です。


あなたの中にもちゃんと仏が宿っています。
死ぬ間際になって気づいても仕方ない仕方ない。
死後、火葬になって喉仏が残るだけです。



っとちょっと詩のような説明になってしまいましたが、そんな世界観を表現した作品が「仏性」です。
100624_1930~01
理科室にある人体模型をベースに体の中外に6体の仏像を取り付けてあります。
この仏像は処分依頼された廃棄される予定だった物をしようしています。
決して名工が作った仏像ではありませんが、家庭で家族を守ってきた素朴な仏像達です。
100624_1913~02
このオブジェを美しいと感じるか、それもと怖いと感じるかはあなたの心次第でしょう。
動きのあるシャレコウベは何か滑稽に見えるのは僕だけでしょうか?



この作品は7月15日から開催される「Cool Tradition」に出品いたします。
翌日7月16日(金)7:30~は会場で仏壇ナイトも実施いたします。
ぜひいろいろとお話をしましょう。


会場やお問い合わせについてはギャラリーセカンドボックスへ
http://www.s-box.co.jp/
愛知県岡崎市緑丘2丁目7-2
0564-83-6374
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