御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

アーティスト魂覚醒

今回の企画展「岡崎発!攻める伝統展 Cool Tradition」が現在岡崎のギャラリー・セカンドボックスさんで開催中です。
今回展示企画等を結構やらせてもらいました。


今までの個展などでは開催するのが精一杯。
作品を並べるだけでテーマを決めたりする余裕がありませんでした。


経験値とでも言うのかな。
こなして来たって事もあってある程度余裕という物がありました。
また新しい試みを実施する事もできました。


それが僕個人だけで作った物の展示です。


僕が6年前くらいにアートマンという職人集団を立ち上げた時は現代アート絶頂の頃でした。
現代アートの一種の面白ければ何でもあり的な風潮の中での出発でした。
伝統という閉鎖的な所に身をおいていたので、アートという自由な空気にふれて生き生きと活動できました。
そして、いろいろな挑戦をやり、失敗して、また学びを繰り返し、海外で2度も個展をやるまでに至りました。


また近年は三河仏壇のジャパンブランド取得など産業の復興にも力を入れてきました。


どうしても僕に求められた事が優等生的な事ばかりに最近はなってきていました。
無駄な事をやる時間すら削られる日々に自分がある意味ヤバイ状態にいるような気さえしていました。
自分の根っこにあるのは「わがままなクソガキ」なのは変わりない。


この展示会で人生で初「都築数明」という名を堂々と出させてもらっています。
全く仏壇や伝統とは結びつかない僕独自のアート作品を展示させてもらいました。
理由としては2つ。


一つは伝統技術の結晶でもあるアートマンの作品と一線を画す事をやりたかったから。
プラスティックの素材やレーザービームなどの光を使う事で作品の可能性を広げたかった。
逆にアートマンはストイックな職人集団で硬派な物作りをしていきたい。


もう一つは楽しませる作品を作りたかったからです。
どうしても職人技や伝統にこだわるとガチガチな作品となってしまう。
行儀が良い作品でしょうかね。
僕がやりたいのはメッセージのある事。
仏教の面白さやカッコよさを僕らしい世界観で伝えたいと思いました。


頑固とかこだわりとかって僕には似合わないです。
職人やクリエーターがそれを持ってしまったら世界を狭くするだけだと思っています。
さらに高みに行きたいと思えば常に冒険しかありません。


それこそ、今回のテーマにかかげて「攻める伝統」です。
いつの頃からか伝統は保守的な物と考えられるようになりました。
しかし、数百年生き残るのは保守的な考えでは残るはずがありません。
明治維新・第二次世界大戦での敗戦など180度価値観が変化した時代を今に生き抜いているのです。


そして今後やってくる21世紀型の価値観の変化の波。
対応できる伝統だけが次世代に残っていくはずです。
だから攻め続けるしかないのです。


その僕の姿勢を岡崎のギャラリー・セカンドボックスさんでどうぞご覧になってください!
お問い合わせ等は下記のHPにて
http://www.s-box.co.jp/
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。