御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

僕のご先祖

トラックバックテーマと自分の書きたい事が一致したので「先祖」について書きたいと思います。
ルーツは分からないですが数代前からこの町で百姓をやっていたのは分かっています。
男手が早く亡くなる家系だったらしく、結構苦労したようです。


僕のじいちゃんは僕が生まれた年に亡くなっています。
農家をやりながら仏具を作っていました。
半農半職です。
兼業農家ってやつですね。
その名残が今でも残っており、米だけは食うのに困りません。
米を買うという経験はアメリカ留学時代に経験したのみです。



おじいちゃんが作っていたのは僧侶が座る椅子「曲録(きょくろく)」です。
父も母も若い頃は製造の手伝いをしてたそうです。
曲録
木地だけ作って名古屋の大須の仏壇屋さんに納めていたそうです。
この椅子の生産が賃金の安い台湾へ移っていき仕事がどんどん減ってしまったそうです。
そしておじいちゃんの死をきっかけに父親は仏壇屋を創めたそうです。


おじいちゃんが職人だったという名残が残っています。
それが今でも現役で活躍している機械。
沢山あったけども残っているのはこの傾斜盤が一つだけですが。
100812_1010~01
この機械を使っていろいろな試作品を作らせてもらっています。


おじいちゃんが作っていた「曲録」という椅子を僕は綺麗だと思います。
なのでロッキングチェアに改造してみました。
kyokurokkinng.jpg
この椅子が自分のルーツだと思っています。
伝統ってちょっと何かを加えるとグッとカッコよくなるような気がします。


明日からお盆。
仏壇の前で祖先の事をおばあちゃんに聞いてみると面白いですよ。
どんな人か分からずに手を合わせるよりも、話を聞くと俄然身近になりますので。


他の方の先祖話はコチラで
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