Buddhan & Buddhy 仏壇・海外へ行く
仏壇デザイナー兼職人が仏壇の技術を使ってアート活動を展開しています。2008年9月・ニューヨークでの個展を終え、2009年5月のドイツ個展へ向けて動き続けています

地元の民話「聖山のお皿様」

昔ライフワークにしていた地元周辺の民話集め。
それを情報誌にして年2度程、発行していました。


編集・取材・イラスト・記事を全て一人でやっていたのでかなりのハードワーク。
6回で現在休刊中です。
その雑誌の名前は「Buddhy My Buddy」
(ブッダは僕の親友って意味)
サイトはかろうじて残っています。
全く更新されてはいませんけどね。
http://www.buddhy.com/


その中で5月6日のパワースポットで紹介した聖山の民話を取材した事があります。
ちゃんと現地まで行って写真も撮ってきましたよ。
この山の御神体は巨大な岩。
古代から伝わる巨石信仰のひとつだと思われます。
山自体はふもとから30分程で頂上へたどり着いてしまいます。
ハイキングコースみたいになっているので簡単にいけます。


その民話です。


蒲郡市・神ノ郷の西にそびえる聖山の山頂に大きな岩がある。
その岩の真ん中に小さな窪みがあり、少しばかりの水がいつもたまっていました。
この巨大な岩を村人は「お皿様」と呼んで祀っていました。


お皿様には不思議な力があったのです。
それは雨を降らせるという力です。


村人達が祈祷に聖山を登る時には蓑と笠を身に着けていった。
雨乞いの儀式をして下山する頃には必ず雨が降ったからだ。


「お皿様にお祈りをするだけで雨が降るなんて信じられない」
そんな信心のない一人の小僧がいました。
いたずら心からだろう、小僧はお皿様の窪みに小便をしてしまった。


その小僧は血をはいて倒れ死んでしまい、お皿様の窪みは二つに割れてしまった。
それ以来、日照りにあっても雨を降らす事が出来なくなり、大変苦労するようになったという話です。


実は現代でも長い日照りにあうと、この山へ登って雨乞いの儀式を行うそうです。
人間の力では解決できない事ってのがやっぱりありますからね。


この聖山へは三河湾スカイラインからも行けます。

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プロフィール

都築 数明

Author:都築 数明
愛知県・幸田町にある都築仏壇店に勤務。
伝統的な仏壇製造の傍ら、仏壇のすばらしさを多くの人に理解してもらおうと「アートマン・ジャパン」という職人集団を主宰し活動をしています。

アートマン・ジャパン・オフィシャルサイト
http://artman.tv/
都築仏壇店HP
http://www.buddhy.com/m-moon/
小説家版アートマン
http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=6831

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