御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

お釈迦様の象徴的表現

現在、東京の久米繊維工業さんでTシャツのデザインをメインにした個展を開催させてもらっています。
http://www.kume.jp/news/10-pieces-exhibition/


仏像や仏教・仏具をモチーフにして新たなデザインを試みてみました。


僕がデザインを起こす時に一番大切にしているのは「ルーツ」です。
数百年・数千年の時間のスパンで出来上がった物ってのは形に意味を持っている事が多いです。
僕が仕事にしている「仏壇」でも同じ事がいえます。


実はブッダが涅槃に入ってから長い間、ブッダを人型で表していけなかったんです。
「偶像崇拝」を禁止していました。
ブッダを表現する時には樹木などをブッダに見立てて表現していました。


仏像が作られるようになったのは北インドへ侵入してきたギリシャ人の影響だと思われています。
ようするにギリシャ彫刻が仏像のルーツだという可能性があります。
太陽神「アポロン」のイメージでブッダが形成されたそうです。


仏像のルーツはとても深いです。


初期のガンダーラの石仏は仏像の頭にターバンがまいてあったり、造形の原型を見る事ができます。


日本に生息していなキリンが口伝えで伝わってオリジナルのキリンのデザインが出来上がったように、仏像の造形もルーツを探すと結構面白いです。


詳しい事が知りたい方は春秋社「仏像学入門」という書籍をお勧めします。
名古屋大学大学院教授「宮治昭」さんの書籍です。


ちなみに僕がデザインしたのは阿弥陀如来+樹木=アフロ風です。
アミダメン



原始仏教+偶像崇拝のコラボレーションです。
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