御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

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語る語る夢語る

現在1日おきに新年会が開催されています。
ウコンの力に頼りっきりです。


今自分の中で進むべき方向性がやっと見つける事ができました。
それは「社会起業家」の道です。
きっかけは久米繊維社長の著書「しあわせな仕事の見つけ方、つくり方」を読んだ時に見つけた「社会起業家」という物の考えです。


実は恥ずかしながら、この年になるまで全く知らなかった言葉でした。
社会をよくしながらビジネスをするなんて事を現実にやっている人がいた事に正直驚きました。
それから社会起業に関する本をまさに漁るように読みまくりました。
寝るのも惜しむとはこの事かもしれません。
嫁に「倒れるよ」なんて言われても、寝ても冷めて自分の進むべきビジネスプランの構築だけを考えていました。
加筆修正を何度も繰り返して、やっと納得できる趣意書を作る事ができました。


僕が真剣に取り組むべき社会問題は「伝統職人の技術継承と後継者育成」です。
日本にはマイスター制度にも匹敵する「伝統工芸士」という国から認定された資格があります。
その称号を手にした職人さん達が生活に困窮しています。
とある伝統産業は9割が海外製品、残りの1割の国産品を作っているのは全て60歳以上の方だったりします。
このような伝統産業は数十年後には確実に名前しか残りません。
また僕の知り合いの伝統工芸士さんに現在の収入を聞いた所、年収が100万円にも満たなかった。
将来、この職を辞めざるおえないのは誰の目にも明らかです。
この現実は僕にとって衝撃でした。


確かに一部の伝統は華やかであります。
伝統の仕事をしていると世間は素晴らしいと褒めてくれます。
それを誇りに伝統に従事する人間は生きてきました。
その仕事を国際化の流れで安価な海外製品に奪われて、また生活様式の変化で伝統的な商品は不要になっています。
経済の流れだけで物事を判断して日本の文化は消えていきます。


それは僕の周りの伝統職人が不幸になっていくのを黙ってみているという事です。


僕は自分のやってきた事を振り返って考えてみました。
アートマンを通じて作品を作りつづけて来たのは職人さんに仕事を作り出す為でもあったのです。
その結果売れない商品を生み出し、店の経営を圧迫する事になりましたが、後悔はしていません。


伝統を守るには職人さんに仕事を与える。
これしか守る方法はありません。


そこに行きついて僕なりに企画をまとめてみました。
それを業界以外の人達に見てもらって問題点がないかを率直に意見を聞いています。
バカな話に付き合っていただいていた方々本当にありがとうございます。
僕の周りに素敵な方々ばかりいるので本当に助かります。
身近な職人を救いたいというヨコシマな考えがベースですが、それが出来なければ伝統なんか救えないです。
自分の身近なコミュニティから初めて、徐々に広げていければと思います。


また会うたびに熱いビジョンを語るとは思います。
どうぞお付き合いよろしくお願いします。
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