御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

親父の選挙の裏話(田舎の選挙を思い知らされる編)

親父の推薦取消問題が無事に解決。
しかし、前回お話したように親父の選挙を応援してくれる区の選挙対策委員会が解散してしまいました。
県会議員の選挙が始まるので、再結成は親父の選挙開始の1週間前になってしまいました。
それまで3週間、親父の選挙の対応は家族でやる事となってしまいました。
それは90%を僕がやるという事を意味します。


皆さんご存知の通り、僕は結構忙しい人間です。
親父の選挙と同じ週から渋谷のロフトでPOPBOXというイベントが開催されることとなっており、そこでは憧れだったデビルロボッツさんとアートマンのコラボが初めて実現する僕にとっては人生がかかった一大イベントがあるのです。
その商品開発のピークと選挙準備が上手く重なるのです。


親父をサポートしてくれて、選挙対策委員を取りまとめてくれる人が決まりました。
その人の指示を聞きながらいろいろな書類作成などを執り行っていきました。
サポートしてくれる人も選挙を取りまとめた事がないので、超無難な道を進んでいきます。
田舎の選挙「どぶ板」です。


まず、候補者の妻は頭を下げるだけ、発言権は一切ない。
候補者の家族は選挙対策の方をサポートするだけ、当然文句一つも言えません。
候補者はひたすら歩いてお願いをする。


前で出たがりの母、選挙をそれなりに知っている僕。
言いたいことは山ほどありました。
最初のうちは「ここをこうした方が良いんじゃないですか?」って聞き返していました。
「口答えするな」の返答。
途中から「はい、わかりました」以外を僕は口にしなくなりました。


おかげで親父の後援会の案内文の手直し7回。
組織図の構成修正は数え切れず。
休みでも仕事の最中でもお構いなく電話はかかってきて、直ぐに修正してくれと。


しまいには、選挙期間中はボランティアで運動に来てくれるので「当然、店は閉めてくれ」との要望。
僕の生活があるんですが……との発言は軽く跳ね返されました。
僕忙しいんですけど……が言えなくなり、選挙前に仕事の段取りを終わらせる必要がでてきました。


なぜか、こういう時って仕事があるんですよ。
月に仏壇が2~4本くらいの配達が普通なんですけども、この通常の月よりも選挙前は3倍くらいあるんです。
ありがたいが、急な呼び出しにビクビクしながらの仕事。
親父は既にあてにならないのでアートマンのメンバーに配達パートナーを依頼したりしてきました。


区の集会には父、母、僕の3人でお願いの挨拶に行ったり、選挙の会議には何も発言権がないのですが座ってお茶出しをしたりしなければいけません。


ただ、不思議な事に誰もポスターやハガキの製作のことを口にしません。
凄い大切だと思うんですが、誰を顧問にするのかとか、誰々をトップにすえると選挙がやりやすいとかの話ばかりです。
なので誰にも相談せずに発注しておきました。
当然ですが、僕が作成したロゴやキャッチフレーズでもめたりしましたが、作った後でしたのでね。
ささやかな僕の抵抗です。


僕は選挙に関する届出書類を作成(届けを提出に行ったりするのは選対の人ですが)、必要な物の買い物、時には運転手と選挙が始まる前から雑務は全て僕の所にやってきました。
それをこなしながらの仕事。
途中から完璧にやってやるという意地みたいなものまで湧いてきました。


僕よりも大変だったのは、母です。
親父のために頭を下げる……これほど抵抗があることは世の中になかったと思います。
僕はいつ爆発するか冷や冷やしていましたが、さすが僕の母、たいしたもんだ。
人前ではそんなそぶりも見せずに、深々と頭を下げていました。
そんな姿を見て、母の為に頑張るか!なんて決心がつきました。


とは言っても、親父の選挙を左右する大きな事が待っています。
それが県会議員の選挙結果です。
選挙対策委員が解散したので、堂々と現職を応援する事ができるのですが、その人が負けてしまったら大事です。
そんなこんなの選挙前の出来事は次の機会に!
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