御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

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震災ボランティア&復興ボランティア視察に行ってきました

東日本大震災が発生して初めてアートマンの伊藤君と現地に行ってきました。
今回はいつもお世話になっている芸能プロダクション・大川興業さんの大川総裁にご同行させてもらいました。
南三陸町全景


きっかけは総裁から僕の携帯に送られてきた被災地からの写真でした。
「お仏壇やお位牌が大変な事になっているので、どうにかできませんか?」というメールでした。
震災位牌2
瓦礫の中にある仏壇の写真は衝撃的でした。
震災後直ぐに必要ではない事は分かっていたので、震災発生後3ヶ月たったこの時期に現地に入っていろいろとお話を聞く機会を作らせてもらいました。


せっかくなので現地に行ってボランティア活動もしようという事で、大量の支援物資を車に積み込んでいく事になりました。
被災地支援1
さすがにこの量は伊藤君のハイエースでは積みきれないので強力な助っ人に同行してもらう事になりました。
それが日本ガーディアン・エンジェルズさんです。
ガーディアン・エンジェルズさん達の2トン車に一杯の荷物を積みこんで東京を出発。
仙台を抜けて南三陸町に初日は入りました。
初日と2日目は物資を直接渡してきました。
いろいろと物資をご協力いただいた方々ありがとうございました。


3日目に現地の仏壇や位牌のリサーチを開始してきました。
ニーズにあった支援、また地元の業者の迷惑にならない支援はどういう事なのかをいろいろな所で聞いてきました。
写真やアルバムと共に拾得物として位牌も上がっているという事を知っていたのでとある町の役場の方に紹介してもらって拾得物を保管している体育館に行きました。
被災位牌
綺麗に整理されて位牌だけをまとめて保管してありました。
一つ一つを間近に見て、津波の凄さをあらためて感じました。
壊れた位牌は本当に痛々しいです。
多くのお位牌は持ち主が分からずに、またどこから流れてきたものかもわからないので自分の家の位牌とめぐり合える方はあまりいないと仰っていました。
お位牌以外にも仏像や掛け軸なども保管されていました。


その会場で写真の修復をされている方とお話する事ができました。
位牌や仏壇は今後絶対に必要になる物だからと言っていました。
ぜひ頑張ってプロジェクトを立ち上げて欲しいと。


その後、近くのお寺を数件まわって現状を聞いてきました。
お寺が抱える問題が少し見えてきたような気がしました。


ここで書きたいことは多々あります。
いろいろな人から震災当時の体験も聞く事ができました。
その人達が背負ってしまった物の大きさはもの凄いものです。
僕が表現するべきことではないので、書きません。
皆さんが現地に行って聞くべき話です。


人間は車のような機械ではありません。
ガソリンを一杯入れておけば走り続けれるなんて事はできません。
皆、倒れるかどうかのギリギリで立っているような状況なんだと思います。
仏壇製作技術が役立つ支援が本当に必要だと実感しています。


単発でやって「よい事やった」なんてのは支援ではありません。
やはり長期にわたるプロジェクトにしなければいけません。
問題は山積みではありますが、まずは前に進む事ですね。


僕はまずは今回出会えた方々の為になる事から始めていこうと思っています。
僕だからできる事が見えたので。


帰りは大川総裁に岩手でわんこそばをご馳走になりました。
2011062818410000.jpg
美味しかったです。


家についたのは次の日の午前5時過ぎでした。
また来月も行く事になると思います。
一歩づつですが、誰かの為に、そして伝統保全の為になる事を実践していくつもりでいます。
ずーっと付き合ってくれたアートマンの伊藤君本当にありがとう。
南三陸町で調子に乗って伊藤君の車を運転して悪路につっこんでスタックさせてしまってごめんなさい。
被災地で大川総裁と共に車を被災させてしまいました。
車はまる
助けてくれたガーディアン・エンジェルズの皆さんありがとうございました。
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