御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

津波被害にあった位牌を修復して届けてきました(2日目)

2日目は宿泊した南三陸町から出発です。
朝一番に向かったのは献花台のある元防災庁舎。
前回同様、持ってきた線香をたてに行ってきました。
南三陸町の線香
その場所でこのメッセージを見つけました。
南三陸町で見つけたコメント
「死ななくてもよかった命 返してほしい」
切ないほどよくわかります。
町の人達も復興しなくてはという使命のある人もいれば、あの日から時間が止まったままの人もいる。
現地に来るたびに考えさせられます。


その防災庁舎の近くに津波で流された文殊菩薩の像が置かれていました。
その周辺だけやたら静かに感じました。
南三陸町の文殊


今回の大きな目的でもある依頼された津波被害の位牌を修理した物を届ける為に気仙沼の唐桑地区へ車を走らせました。
その道中で見つけたメッセージです。
「全世界のみなさんありがとう。」
世界のみんなありがとう


依頼者との待ち合わせに時間があったので気仙沼の被害状況を見てきました。
津波被害のあった多くの箇所が未だに通行止めでした。
唐桑駅前にある巨大な船も撤去されていませんでした。
気仙沼の中心地


気仙沼の唐桑体育館が拾得物の展示会場となっているのでそちらに向かいました。
今回、お位牌修復の橋渡しをしていただいたのが、この拾得物展示会場で写真修復ボランティア「思い出は流れない写真救済プロジェクト」を行っている高井さんです。
http://ameblo.jp/kcberry/
気仙沼の高井さんと
(写真中央の方です)


前回視察に行った時に真剣に見ず知らずの僕の話を聞いてくれた方です。
高井さんのとりなしで、位牌を直接持ち主に届けさせてもらえました。
本当にありがとうございました。
会場には高井さんと持ち主の方が一緒にお待ちになっていました。
早速、修復した位牌をお見せすると大変喜んでいただけました。
気仙沼位牌手渡し
喜んでいただけて本当に良かったです。
依頼者の方との詳しいお話は書けませんが、とても大切な意義のあるボランティアだとおっしゃってくださいました。
痛んだ位牌を修復できる技術を持っているので、それを生かしたボランティアができて僕も本当にやって良かったと思いました。


まだ会場には沢山の津波被害にあった位牌が並べられていました。
一つでも多く持ち主の所へ届くと良いと思います。
気仙沼位牌拾得物会場
現在の状況は前回の視察ブログとの比較をしてみてください。
http://moonmmoon.blog115.fc2.com/blog-entry-813.html


この唐桑地区の方々は本当に素晴らしい方々ばかりです。
隣接している役場の職員の方々も親身に話を聞いてくれました。
いろいろなサポートもしていただいて感謝ばかりです。
唐桑を離れる時にボランティアスタッフの方々と写真をとりました。
皆さん被災されているとは思えない、とても明るい素敵な女性達です。
気仙沼拾得物会場ボランティアさんたちと


その後、幸田町長が直接、僕のボランティアについて説明して来てくれた陸前高田の市役所に挨拶に行ってきました。
陸前高田市役所
拾得物の引き渡しは土日だけだという事で直接会場を見せてもらう事はできませんでした。
まずは持参したチラシを会場に貼っていただけるとの事。
ここでも持ち主に出会えた位牌が多く見つかる事を祈ります。


陸前高田の町は瓦礫の撤去がすすんでいました。
切断されていた道も復旧していたので前回経験した渋滞もなくスムーズに車が流れていました。
陸前高田市街地
瓦礫がないだけで、全く何もない状況ですが。


最後に陸前高田の消防団の方にお会いしてきました。
僕らでできる支援があれば何でもやるとお伝えしてきました。
本当に微力ですが……。


今回はお盆時期という事もあり2日間だけの滞在となりました。
(実際に次の日の朝に仏壇の納品がありました)
次回は8月後半に現地に行く予定をしています。
それまで地元でこのプロジェクトを盛り上げていきたいと思っています。


フェイスブック内に津波被害の位牌修復プロジェクト「SAVE Pray JAPAN」のページを開設しました。
良かったら「いいね」ボタンを押してもらえると助かります。
http://www.facebook.com/home.php#!/pages/SAVE-Pray-JAPAN/183243331736453
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