御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

被災地でお預かりした津波被害の位牌の木地直しをしています

1週間前に陸前高田市~南相馬市まで3県に渡り、津波位牌の修復ボランティアに行ってきました。
今回は懇意にしているデビルロボッツさんのキタイさんとコトさん・アートマンからは伊藤くんと石川さんが一緒に参加してくださいました。
また詳細については後日アップしようと思います。


塩釜市と気仙沼市では修復依頼の位牌があったので、直接依頼者の方とお話しさせてもらいその場で位牌を引き取ってきました。
塩釜のお位牌は雲上寺の副住職さんが檀家さんにお話をしてお預かりしていただきました。
http://unjoji.com/home.html
お手数かけました。


前回の日記にも書きましたが、地元密着でかなり多忙でして1週間遅れで位牌修復の段取り中です。
今回は段取りの間に2柱の位牌が気仙沼から郵送されてきましたので、位牌が14柱、仏像が3体集まりました。
津波位牌8月分
すべて写真に撮影して戒名などを書き写しデーター化してから、欠損部分などを作ったり、補修したりします。


110904_0914~01
この2つは津波で流された時にパーツが無くなってしまっています。
そのパーツを残っている箇所からイメージしてだいたいで作っていきます。
色の違う木製の部分が制作したところです。


110904_0914~02
港町ならではなのかもしれませんが、神道の物もお預かりしています。
欠損部分を作り直して、拝める形に修復しています。
この後、色をどうするかは塗師と相談しようと思っています。


110904_0916~01
仏像の手が片一方無くなってしまったという事で、こちらも作成しました。
別の仏像は光背の部分が欠落していたので、そちらも作成。


110903_1845~01
昨日一日でほとんど修復箇所を直しました。


僕は木地作りや彫刻は本業ではありません。
自分の作りたい仏壇の提案をするのに図面だけではわからないというのでミニチュア模型を作っていたりしました。
彫刻は自分で大まかなイメージを彫って渡すような事もしていました。
10年の闇雲な月日でいろいろな作業ができるようになってきました。
とは言え、毎日彫刻刀を持つわけでもなく、結局手はバンドエイドのお世話に……。
腕が悪いので切り傷が絶えません。
110904_0916~02
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