ロフト名古屋で開催中のポップボックスに参加しています

現在ロフト名古屋で開催中のイベント「ポップボックスNAGOYA」に初めてアーティストとして参加しています。
今回はアートマンではなく初めてソロとして参加です。
ブランド名も「DTB(デザイン・都築仏壇の略)」で出展しています。
http://www.loft.co.jp/shoplist/nagoya
商品のテーマは「伝統職人技の無駄づかい」です。
まずは漆塗とダジャレのコラボ商品「うレるし」「うメるし」「うケるし」「うカるし」の4種

ギャルっぽいフレーズと漆塗りの文字が見事にマッチ(笑)した商品です。
うるしにレを加えると「うレるし(売れるし)」になるなぁってビール片手に考えたのが最初で、気が付けば3種も増えてしまいました。
世の中にこんな遊び心のある工芸って少ないでしょうね(笑)
木地の制作&デザインは都築数明・塗は名古屋仏壇の伝統工芸士の森和夫さんにお願いしました。
金具とダジャレのコラボ商品「穴田(あなた)に釘づけ」

田という感じの中央に丸い穴をあけたデザインの金具を同封してある木に釘打ちする職人体験型の商品です。
田に穴があいて「あなた」、それを釘で打ち付けるので「釘づけ」と居酒屋のカウンターで思いついた商品です。
木地の制作&デザインは都築数明・金具は三河仏壇の伝統工芸士の村井義幸さんにお願いしました。
彫刻とダジャレのコラボ商品「心を磨け」「女を磨け」「男を磨け」3種

こちらは新聞にも掲載された自慢の一品、粗削りに彫った木製の心を同封してあるサンドペーパーで綺麗に磨くという例の物です。
その同シリーズとして粗削りの女と粗削りの男を追加してポップボックスで販売しています。
ちなみに材料は仏壇彫刻で使用する紅松で制作されています。
この商品のデザインは都築数明・彫刻は三河仏壇の伝統工芸士の石川博紀さんにお願いしました。
職人の無駄遣いシリーズの最後は「金箔に落書き」15種です

せっかく綺麗にはった金箔を竹ひごで傷つけて落書きした本当に無駄な商品です。
金箔には金沢金箔の4号色を使用しています。
デザインは都築数明、箔押しは親父、塗は名古屋仏壇の伝統工芸士の森和夫さんにお願いしました。
ポップボックスはキャラクターデザインのイベントですので、僕の生み出したキャラクター「仏壇クン」も販売しています。

今までと違うのは2点。
すべて僕1人で制作した事と今回初めて仏壇クンの内部に顔を入れた事です。
僕の生産した物ですので10個しか作れませんでした。
この機会を逃すとたぶん僕の作ったオリジナル仏壇クンは手に入れることができないんじゃないかな?
忙しくて作れないと思うので。
デザイン・制作すべて都築数明
もう一つ僕が生み出したフィギュアがあります。
それが「クロート(玄人)」です。
アートマンを立ち上げた頃から活動費をねん出するために端材を利用して木製の人形を制作販売していました。
その人形の4代目デザインとしてまとまったのが「クロート」です。
今回は2種のクロートを展示販売しています。
最高級クロートと祈りと和クロートです。

最高級バージョンは漆・彫刻・金箔で装飾してあります。

祈りと和バージョンは東日本大震災での復興支援をするイベント「祈りと和」で使用しているオフィシャルのキャンドルスタンドです。
*祈りと和について詳しくは下記のサイトでご覧ください
http://www.inoritowa.com/
僕のやっている被災地支援プロジェクト「セイブ・プレイ・ジャパン」のステッカーも会場で販売しています。
こちらのデザインは有名キャラクターデザイナーのキタイシンイチロウさんがボランティアで制作してくれました。

キタイさんのデザインの物はデビルロボッツさんのブースに沢山ありますので、そちらもぜひご覧になってみてください!
アートマン・ジャパンとしてストイックに伝統技術の保全を挑戦的に実施してきました。
活動ももうすぐ10年になります。
今回は僕らしいユニークさを前面に押し出した商品を作りました。
久しぶりにモノづくりの楽しさを思い出す機会ができました。
ストイックに突き進みすぎると見えていた物が見えなくなるような時期があるんですよね。
こうやって立ち止まって、振り返り、ちょっと戻って、寄り道してまた歩き始める。
そういうのも大切です。
ポップボックスは6月17日(月)まで名古屋デザインセンター内のロフト名古屋1Fで開催しています。
6月2日(土)本日はデビルロボッツのキタイさんとコラボでキーホルダー制作のワークショップを午後4時から実施します。
おしゃべりしながら、一緒にモノづくりをしましょう!
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