御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

僕は「東に薬師如来、西に阿弥陀如来のいる町」が理想の住処です

久しぶりに仏教的なことも書いてみたくなった。
僕は自分が生まれた町で実家の近くに住んでいる。
過去にこの街を離れたのは大学時代にアメリカに4年住んでいた時だけだった。
さすがに近所に仏像はなかった。


もし僕が引っ越すとしたら、素敵な仏像のある町が良い。
それも自宅からみて東側に薬師如来がいて、西側に阿弥陀如来がいるといいなぁって思う。
実は実家はその条件にぴったりだったりする。
東には浄土寺(天台宗)で本尊が薬師如来、西には正楽寺(浄土真宗大谷派)で本尊が阿弥陀如来。
その中間に我が家の実家はある。


なぜ東に薬師、西に阿弥陀かと言えば、太陽の動きからだ。
昔の人は太陽が昇る東を生命の誕生、沈む方角を死と連想していた。
原始の思想なんて実に単純だ。
日が昇ればありがたいと思い、日が沈めば悲しい気持ちになる。
薬師如来とは名前からイメージできる通りお医者さんのような仏様です。
信仰すれば病気が治ったりするので、生きるための仏さまだ。
徳川家康のご両親も岡崎城から東にある鳳来寺のお薬師さんに祈願して誕生したのは有名な話です。
東には生命誕生のイメージがあるんです。


そして西といえば日が沈む。
しかし、その先には西方浄土という阿弥陀如来が暮らす極楽があります。
日本人が死後に行きたい場所ナンバー1の所です。


薬師と阿弥陀の中間こそが生と死の延長線だと思うと、住宅を建てるとなんかいいなぁと思ってしまいます。
しかし、そんなに都合よく立てられるわけないので、自分の家から東方面にある薬師如来を探したり、西方面にある阿弥陀如来を探したりして自分を納得させるのが一番かもしれないです。
愛知県ってお寺の数が日本一多い県なので、どこに住んでも適合しそうな気がします。


写真は最近制作にはまっている流木と廃棄される仏像を組み合わせた仏教系ジャンクアート「ロスト」シリーズです。
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