御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

ブログを一新「御駄物な話」をしよう

ブログタイトルを「仏壇 is Cool」から「御駄物な話」に一新しました。
仏壇の技術を世界に発信しようともがいた10年間。
多くの失敗と共に多くの学びを得た。
得たのは自分を表現する言葉です。
それが「御駄物」です。
もちろんそれは「お陀仏」から来ています。

僕は古田織部の「一笑」って作風が本当に好きです。
僕のポリシーとして物作りの基本は遊びの延長だと思っています。
昨今のアート&工芸の商業主義で日本本来の「面白さ」が失われつつある。
マーケットを意識して制作してしまうのは半分商売人なので理解はできるんですが、それが主流になると寂しいと思う。

僕の作る物のテーマは伝統技法の美しさをいかに表現するかです。
しかし、残念なことに僕が作ってきたのは仏壇です。
300年の歴史があっても、それは工芸でも芸術でもない、宗教用具です。
仏壇は日本の精神性まで入り込んだとてつもないプロダクトです。
しかし、誰もそれに凄さを感じない。
それどころか、死と近い所にあるが故に忌み嫌う。
産業として停滞するが故に新しい物を発表すれば「罰当たり」じゃないのって批判を受ける。
僕がやってきたのは1流になるのを目的にしてこなかった。
1流は300年続く伝統的工芸品「三河仏壇」、それの下の物を作りだしたい。
2流が僕が進む道。
仏壇を身近になってもらえばと思ってやってきたが、多くの人には伝わらず「ふざけた人」だと勘違いされてしまった。
自分の表現力が未熟だったので申し訳なく思っている。

でも日本の戦国時代に実際にやっていた人を知るのは数年前。
甲乙丙の「乙」でいいと、それをデザインしたのが古田織部。
僕はそこを目指す。
そして僕が目指すのは「駄工芸」
まさに伝統職人の無駄遣いがテーマである。

まぁ、いろいろと今後も怒られることもあるだろうけども、僕が進むのは1流の世界じゃない。
だが超真剣にやる。
ふざけていると思われることを妥協なくやることで感動を生む。
その結果、時代が過ぎて評価を受ければよい。
僕が作る「お陀仏」な物が評価を受けるような時代がくれば僕は痛快だと思う。

これからは僕のデザイン哲学を中心にブログを書いていこうと思う。
売れない物づくりでも何かの役にたつと思うからね。
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