御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

お参れーじカード

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 今も昔も若者は仏壇なんかに興味ない。
近年は仏壇なんかいらないから処分してほしいって依頼がほんとに多い。
なぜ仏壇を嫌うのだろう?
仏壇を好きになってもらうには一工夫が必要だと思い、独自で製作したのが「お参れーじカード」なるポイントカードです。
飛行機のマイレージ制度をお参りスタイルに導入した駄洒落カードである。

 この企画の基本的なスタートは仏壇にお参りすると良い事が起きるという所から入っている。
1回お参りすると1参る(マイル)が貯まり、10参る貯まると良い物と交換できる仕組みにしてあります。

 使用例としては、こんな感じです。
お婆ちゃんがお孫さんにお参れーじカードを一枚渡します。
10回お参りできた時のご褒美をお婆ちゃんが決めます。
ご褒美はお仏壇にお供えしたお菓子のお下がりでもいいですし、お小遣いでもいいと思います。
お孫さんがちょっと喜ぶ物をご褒美で用意するといいです。
そして1回お仏壇にお参りする度に同封してある「よく参りました」シールを貼ってあげる。
お孫さんはシールを集める楽しみと10回参った時にもらえる物のワクワク感が味わえるので、仏壇のお参りが楽しくなり、自然に仏壇に手を合わせられる子供に成長するはずです。

 僕は常日頃から彼氏の家に遊びに行く時に菓子折りを持っていく事を勧めている。
それを彼氏の親に渡す時に「お仏壇にお供えください」と言ってみてください。
「我が家にはお仏壇がないんですよ」って言われても、絶対に親から好感をもたれるのは間違いない。
ようするに仏壇って実は心を掴むキラーコンテンツなんですよ。
お仏壇って言葉がスラッと出てくるような子=良い子って図式が一般的なんです。
結局、お仏壇にお参りすることを自然にできるようになっていれば大人になった時に得をするってことです。

 お仏壇にお参りしましょうなんて、学校では教えてくれません。
最近では大人ですら、お仏壇にお参りしてない人も多いので、その作法を家庭でも教えられない。
仏壇と縁がないライフスタイルが仏壇が好きにならない理由なのかもしれない。
「お参れーじカード」で楽しみながら仏壇とご縁ができれば良いと仏壇屋の僕は思っています。
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