御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

一年間ありがとうございました。

2015年も残りが数時間。
今年の年末は仏壇屋の仕事が少なかったので気合の入った掃除ができた。
綺麗な空間は心も綺麗にしてくれるような気がする。

僕なりに今年を振り返る。
新しい壁と向き合う一年だった気がする。
アートマンの立ち上げの時のような、悩み苦しみ、その中から希望を見つけだした一年でした。

今年の仙台三越での初売りで漆塗りのウルトラマンが想像を超える注目度を浴びたことで、
漆の新しい可能性を感じれた。
それに続く漆塗りのマジンガーZも数十万という高額商品にも関わらず海外を中心に売れた。
当然ながら、携わっていただいた方々のお力が強いのですが、暗かった伝統の未来が少し輝きだした気がした。
何より、漆塗りの伊藤くんの技術が多くの人に認められたことが嬉しかった。

もう一つ新技法の漆器も徐々に注目度を高めてきた。
武藤さんと一緒に試行錯誤しながら数年間やってきたことが徐々に花開こうとしてしている。
新しいことは理解してもらうまで時間がかかってしまうのだけども、何とか来年は大きく飛躍させたいと思っている。

個人としては名古屋芸術大学で非常勤講師をやることになり、教えることのむずかしさを感じた。
今までのトークだけでは通用しないんだと反省、トーク力はもっと磨いていきたいし、伝えるワザを工夫していきたい。

デザインは自分の中で少し自信を持てるようになった。
特に廃棄仏像と流木や廃棄仏壇パーツを組み合わせて作る「ロスト」シリーズは作品数が80を超えてきた。
そろそろ発表してもいいかなと思えるようなスタイルを確立できそうだ。

振り返れば面白く、苦しい一年でした。
来年こそ「新しいジャパンを作る!」一年にしたいと思っています。

それでは一年間ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いします。
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