御駄物な話

伝統的な技法を駆使して天上天下唯我独特なデザインを生み出す駄な物づくり哲学

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【読書感想】リンゴが教えてくれたこと

仕事も忘れて読んでしまいました。
日本経済新聞出版社 木村秋則著
【リンゴが教えてくれたこと】
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本当に勉強になりました。


奇跡のリンゴの話です。
無農薬・無肥料栽培でリンゴを作った木村さんの自叙伝です。
それを成功させるのに9年間リンゴが全く実らなかったそうです。
本業が無収入となってもやり続ける精神は尊敬です。


この本は読むべきでしょうね。


何かを成し遂げようとすると誰もが同じような悩みや苦しみがあります。
人の真似ができないので、一つ一つを自分で道を切り開いていかなきゃいけません。
道は違えど、本当に参考になった本です。


出会えて感謝です。


さぁてと、仕事に戻ろうっと。

ブランド人になれ!

本棚から引っ張り出してきました。


トム・ピーターズ著「ブランド人になれ!」
約10年前に書かれた本とは思えない内容。
つい納得。


ブランド人になれとは自分自身をブランドとして売っている人。
この人と仕事したいと思われる人のこと。
会社という集団の時代から個の時代へ。
人にブランド力がつく事が今の時代でしょうね。
この著者凄い先見の目です。


冒頭にブランド人のチリストがありました。
YES・NOでチェックしてみたらどうでしょうか?
僕が少し手を加えて質問形式にしてみましたので。


●人びとの記憶に長く残る仕事をしたい

●日々、切磋琢磨し、達人を目指す

●プロジェクトを選ぶ理由は新しいことを勉強できるから、自分の限界に挑戦できるから、カッコいい人達と付き合えるから

●昼食は人脈を広げる大切な時間である

●カッコいい仕事に変えられるなら、つまらない仕事に喜んで飛びつく

●プロジェクトこそ、私の全て。そのポートフォリオが生きている証

●すごい、きれい、気品、革命、衝撃という言葉が好き

●お客さんのために生きる

●意識して、変人と付き合う(カッコいい人からカッコよさを学ぶ)

●楽しくなければ仕事じゃない

●毎朝、布団をはねのけて飛び上がる

●正しいと思うことは粘り強く主張する

●すぐに変われない自分に腹が立つ

●チャンスさえあれば、大冒険をやりたい

●明るい色が好き

●1に行動、2に行動……

●すったもんだがあるから人生は楽しい

●力は自分で奪い取るものだと思う

●事前に許可を求めるより、あとで叱られるほうがいい



これを全て守って仕事をしていればブランド人になれるそうです。
というのか、自分の足で稼いだ自分しか知らない情報を手にしている人がブランド人のような気がします。


沢山の失敗を経験して、それを取り戻す大きな成功が必要な時代なのかもしれません。
僕はサラリーマンではないので、失敗を恐れる事はありません。
もちろん大失敗はまずいですけど。


経済を専門で勉強している人でも10年後の未来予測はきっと立てれないでしょう。
この本にも書いてありましたが、時代が元に戻るだけです。
大企業が生まれる前、そのはるか前、江戸時代なんて社会保障も失業保険もなかった。
あったのは人の仕事の能力とネットワーク。
たたき上げの職人が修練研鑽を怠らず、誇り高く、自分の腕一本を頼りに生きてきた。
今風に言えば自分自身をブランディングしてきたわけです。


企業という大きな傘の下、個性が必要とされなかった時代が終わったようですね。
正直うれしい!
僕みたいな世間の「はみ出し者」が必要とされる時代の到来。
自分自身をどうプロデュースしていこうかなって思います。


本屋さんでこの本のシリーズを見つけて購入しました。
続編「セクシープロジェクトで差をつけろ」を今から読んでいこうと思っています。
外国人の陽気な視線って僕ら日本人になくて本当に面白いです。

全盲先生の本を読む

本屋さんでめぐり合った一冊「全盲先生、泣いて笑っていっぱい生きる」
30代半ばで失明してしまった学校の教諭が10年かけて復職するノンフィクションです。
盲導犬と共に中学校で授業を行うその姿は本当に心打たれます。


この本を読んで感じるのは「事を達成するのに必要な事」とは本人の強い意志ではありません。
周りの支えです。


また人へ自分の行動・環境を話す事で他者が理解してくれます。


奇跡と呼ばれる事の多くは行動を起こしてくれる他者とのめぐり合わせだったりするような気がします。
僕の周りにもそんな人達が沢山いてくれます。
何もお返しできずに申し訳ない。


全盲先生の本を読んでそんな気になりました。
NHKの映像がネットでアップされていました。
良かったらご覧になってみてください。
http://www.nhk.or.jp/saitama/wagamachi/movie/090402_zenmou.html


全盲先生に僕ができる事は次につなげる事かな?

「告白」を読みました

今年度の本屋大賞を受賞した小説「告白」を読みました。
http://www.futabasha.co.jp/introduction/2008/kokuhaku/
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面白かったです。
内容は江戸川乱歩賞っぱい感じかもしれないです。


教師が学校につれてきた自分の子が事故死をしてしまう。
その犯人が自分が担任している生徒の中にいるという一種の謎解き。
少年の心の闇にも深く入り込んでいる社会派なテーマでもあります。


書き方や展開は普通ではない。
それが新鮮でまた読みやすかった。
久しぶりに時間を忘れて一日で読んでしまいました。
内容は暗いですけども、オチがしっかりとしている小説は話がしまります。


それにしてもこれだけ本が沢山出版される時代になると~大賞受賞とか~さんがお勧めの本って売り方しないと売れないですね。
地味だけど面白い本って結構いっぱいあるんですけどね。
ミーハーな僕も~大賞の本って書いてあるとつい手が出てしまうんですよね。
週に3冊程度は本を読むので、自分の読みたい本がない時はどうしても購入する判断材料にしてしまいます。


大賞受賞の作品が大はずれする事はないですから。

この本は本当に凄かった

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ノンフィクションの金字塔かもしれません。
特捜検察という存在が怖くなる一冊です。


戦っている人が日本にはいるんだ。
信念を曲げないという事がどれ程苦悩に満ちているか。
本当に勉強になりました。


見栄や権力で人が不幸になっていく。
上手に生きるのが全てではないんですね。
同じ立場になった時、僕は細野さんのように立ち振る舞える自信はありません。


考えさせられる一冊に久しぶりに出会いました。
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